サイト内
ウェブ

観葉植物を選ぶポイント「樹形と葉の形から選ぶ、鉢を選ぶ」

  • 2024年8月1日
  • NUKUMORE

インテリアとして観葉植物を始めるにあたり、「何の植物にするか」を選ぶためのポイントを伝授します!植物にはたくさんの樹形や葉の形が存在します。インテリアに対して樹形は重要なポイント。飾った雰囲気を想像しながら品種を選びましょう!

bm1752_p28_main_1_1722220969

樹形の種類と特徴

樹形の種類はさまざまな特徴があります。
例えば自然の形を活かした“自然樹形”かわざと曲げて仕立ててある“曲がり樹形”では印象がまるで異なります。

生産者さんの元で枝葉の誘因や剪定をして作られる仕立て物について、その代表的なものをご紹介します。

自然樹形

ベンジャミン・シタシオン・バリエガータ

bm1752_p28_map_1_1722221438 木本類のいわゆる「木っぽい」樹形。樹形は大きく崩れず、2年に1度程度、伸びた枝葉を剪定します。

曲がり樹形

アルテシマ・バリエガータ

bm1752_p28_map_2_1722221474 幹をS字やらせん状に曲げてある樹形。主幹から伸びる周りの枝葉が生長します。自然樹形と同様のお手入れが必要。

流れ樹形

シェフレラ・チェンマイ

bm1752_p28_map_3_1722221495 幹を横に流して仕立てた樹形。上や横に飛び出た枝葉があれば剪定しながら育てると樹形を維持できます。

パラソル型

パキラ

bm1752_p28_map_4_1722221531 木の上のほうに葉を集中させて仕立てた樹形。広がりすぎたり伸びすぎたら剪定し、新しい葉を出すと樹形が整います。

直立型

ドラセナ・ワーネッキー・レモンライム

bm1752_p28_map_5_1722221553 幅がなくスリムにまっすぐ伸びた樹形。ドラセナ類はボリュームが出たら下葉を落とし、混み合う株は切り落とします。

噴水型

スパティフィラム・ミニメリー

bm1752_p28_map_6_1722221587 株元からたくさんの葉が出てふわりとした樹形。株が大きくなったらひと回り大きい鉢へ植え替えます。

扇型

ストレリチア・オーガスタ

bm1752_p28_map_7_1722221610 株元から葉が大きく広がった樹形。広がりやすいため、とび出た外側の葉を根元から切り落としながら育てます。

垂れ型 エスキナン

エスキナンサス・タイピング

bm1752_p28_map_8_1722221631 這性やつる性の植物で、鉢から葉が垂れるようにして育つ樹形。伸びすぎたら剪定します。

葉の形の種類と特徴

葉の形にもさまざまな種類があります。
科や属が同じ植物は似たような葉の形をしていることが多いので、葉の形から選ぶと好みの樹種が絞れてきます。

丸形

bm1752_p29_map_1_1722221694 まん丸で可愛らしい形。小型の品種が多く扱いやすいです。目線程度の高さで飾ると葉の形がより楽しめます。

だ円形

bm1752_p29_map_2_1722221712 木本類に多く見られる葉の形で、サイズは大きめで存在感があります。葉が重なってきたら間引くように剪定しましょう。

卵形

bm1752_p29_map_3_1722221730 フィカス類などに多い形で、ナチュラルな印象になります。葉の大きさは小葉から大葉までさまざまです。

披針(ひしん)形

bm1752_p29_map_4_1722221747 草本類などの大きな葉を持つ植物の葉の形でよく見られます。樹種により葉の模様や色味が大きく異なります。

針・線形

bm1752_p29_map_5_1722221762 幅の狭い細長い葉の形が特徴で、ヤシ類や一部の木本類の細葉品種などがあります。繊細な葉が集まりしなやかな草姿。

剣形

bm1752_p29_map_6_1722221783 剣のような長い葉で、針・線形よりも葉幅があり厚みがあります。キジカクシ科などに多い葉の形です。

てのひら形

bm1752_p29_map_7_1722221797 人のてのひらの形に似ています。シェフレラ類やパキラなどに見られ、枝からたくさんの葉を付けボリュームが出ます。

ハート形

bm1752_p29_map_8_1722221815 ハートの形をした葉で、サトイモ科やフィカス類などの植物があります。葉が重なったり広がったら剪定します。

矢尻形

bm1752_p29_map_9_1722221838 サトイモ科などの草本類の植物に多く、ロゼット状にふんわりとした樹形に育ちます。葉色や葉柄の種類が豊富です。

個性派形

bm1752_p29_map_10_1722221855 大きく切れ込みが入ったり、ユニークな形だったりと個性的な葉を持つ樹種。インテリア性も高く人気です。

鉢を選ぼう

インテリアとして植物を楽しむには鉢や鉢カバーの存在感も大事なポイントです。
見た目にも鉢にはさまざまな種類がありますが、そもそもその植物に合った鉢を選べているか、なども検討しながら選ぶことも大切です。

鉢の考え方

植物を植える器のことを植木鉢といい、室内では植木鉢の下に水受皿を敷いて育てます。飾り方は「植木鉢のまま飾る」か「植木鉢を鉢カバーに入れて飾る」のどちらかで、種類やサイズ、インテリアに合わせて選ぶとよいでしょう。 bm1752_p30_map_1_1722221916

鉢の大きさは?

植木鉢の場合は、元の植木鉢のサイズよりもひと回り大きいサイズを選びます。大きすぎると根が乾きづらくなり根傷みの原因になったり、根の生長がかたよったりして育ちにくくなるので注意します 。
鉢カバーの場合は、植木鉢よりもひと回り大きいサイズで両端に手が入る程度のサイズを選びます。 bm1752_p30_map_2_1722221938

植木鉢の素材

プラスチック、樹脂、陶器は水持ちが良く比較的軽量で人気があります。鉢内の温度が上がりやすいので夏場の根傷みに気を付けます。
セメント、テラコッタなどは吸水・通気性が高いため乾燥を好む植物に向いています。 bm1752_p30_map_3_1722221959

鉢カバーの素材と種類

一般的にプラスチック鉢を入れて飾ることが多いです。陶器、セメント、テラコッタ、カゴ、ジュート、麻、ファイバーグラスなど素材はさまざまで、インテリアのテイストに合わせて好みのものを選ぶことができます。 bm1752_p30_map_4_1722221980

雰囲気自由自在 PLANTER INDEX

「かんたんにおしゃれにできる鉢カバー」

bm1752_p31_map_1_1722222033 購入してきたままのプラスチック鉢でもこのような鉢カバーを被せるだけでおしゃれ感がアップ。比較的安価のものも多いので手を出しやすいのが魅力です。

「インダストリアルでシックに決める!」

bm1752_p31_map_2_1722222065 無骨なかっこよさが人気のセメント素材の鉢。鉢の主張が少ないので植物の存在感の邪魔をしません。インテリアとして馴染みやすいのもポイント。

「コスパ第一主義!安いは正義」

bm1752_p31_map_3_1722222090 100円ショップなどでも購入できます。さまざまなデザインがあるので植物に合ったものを選びましょう。比較的壊れやすいですが、安価なのでその点も安心。

「意識高めの私は作家ものがお好き」

bm1752_p31_map_4_1722222114 特徴的なデザインが多い手作りものの鉢。植物や場所を選ぶので、センスが必要ですが、インテリアとしてのポイントには最適です。

観葉植物についてもっと知りたい方におすすめ!

「改訂版 INTERIOR GREEN インテリアグリーン」では、今回紹介した以外にもたくさんの観葉植物に関する情報をわかりやすく丁寧に紹介しております。 bm1752_book_1722222190

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。