家庭菜園だからこそ使いたい!農薬は入手や扱いが大変そう…。そんな家庭菜園家にこそ、身の回りにある自然農薬がオススメです!分かりやすくまとめました。
その1.「牛乳」
晴天の午前中に、薄めずにそのまま霧吹きで葉に吹きかける。
昼に乾燥し、アブラムシの呼吸する穴(気門)をふさぎ、窒息死させることができる。
そのままにすると牛乳が腐敗するので、使用後はよく洗い流すように。
その2.「コーヒー」
コーヒーを吹きかけると、ハダニの防除に効果がある。
砂糖が入っているものでも使えるが、なるべく濃いものが効果的。
インスタントコーヒーでもOK。
その3.「酢」
20~50倍に薄めて吹きかける。
大きな野菜は濃いめに、小さな野菜は薄めにして使う。
週に1回ほど散布すると、丈夫に育ちやすくなります。
その4.「タマゴのカラ」
タマゴのカラを砕いて地表に敷いておくと、ネキリムシなど地中に潜む害虫が引っかかり逃げる。
その5.「ビール」
ナメクジ駆除に効果的なのがビール。
ナメクジの出そうなところにビールを入れた小皿を置いておくと、臭いに引き寄せられて集まり、そこで捕殺できる。
その6.「ストチュウ」
酢と焼酎、木酢液を混ぜたもの。
1Lの水に、アルコール35度の焼酎と酢、木酢液をそれぞれ30cc混ぜて吹きかける。
酢による病害虫の防除効果と、焼酎による殺菌・消毒効果が同時に得られる。
その7.「ニンニク」
1球をほぐしてよくすりおろし、水1Lを加えてガーゼでこし、5倍に薄めて霧吹きで吹きかける。
ニンニクの臭いが害虫全般、べと病、さび病の予防に効果がある。
その8.「木酢液(もくさくえき)」
炭を焼いたときに出る煙を冷やして、液体にしたもの。強い病害虫予防効果がある。
家庭で作るの大変なので、市販の木酢液を購入するのが便利。
本の紹介
畑仕事に持ち運びやすい、コンパクトな菜園書。病害虫図鑑や診断チャート、整枝や間引きの場所や数など、畑で今すぐ知りたい内容だけを抜粋して集約。ポケットに入れて畑に持ち込み、必要な情報をその場でチェックできる、家庭菜園に必携の一冊です。
■本のタイトル:ポケットサイズの家庭菜園BOOK
■定価 1,430円(税込)/2024年03月28日