
正方形の白い和紙の周りだけを紅で染めた「縁紅紙(ふちべにがみ)」はお祝い用に作られたもの。「縁紅紙」で折った作品は紅色のラインがピリッと効いて「粋」な感じです。※お札が三つ折りで入ります。
作品を作る前の準備
*必要な材料
縁紅紙 15cm角
又は15cm角和紙、赤と白
A:水引き 30cm×1本(赤)
*2枚重ねの方法(15cm角和紙、赤と白を使用する場合)
01 右角に2~3mm赤が出るように重ねて、うらがえします。

02 2枚重ねのできあがり
「水引のぽち袋」の折り方
01 縁紅紙を使用し、裏返します。
※15cm角和紙、赤と白を使用する場合は「2枚重ねの方法」を参照

02 十文字の折り目を軽くつけ、1ケ所だけ、さらに半分に折って端の方に折り目をつけます。

03 中心の折り目を通るように①の折り目のところから斜めに折ります。

04 上の角も斜めに折り下げ、紙端がぴったりくっつくように折ります。

05 上の角より1.5cm入ったところから折ります。

06 角のところから折ります。

07 角を向こう側へ折り込みます。

08 できあがり。のし、水引きなどで飾ります。

09 ここからは、「水引き」の結び方になります。
後ろからまわし、向かって右を上にして交差させ、からめてしっかり引きます。右側で「輪」を作ります。

10 その輪を上に向け、左を向こう側からかけます。

11 左を中心の「輪」にくぐらせて、左下から右上へ出します。

12 形を整えながらしっかり締めます。できあがり。
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