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オートクチュールビーズ刺繍「花びらブローチ」の作り方

  • 2022年7月26日
  • NUKUMORE

消え入りそうな淡い色の2枚のリボンを折り重ねて、その上には存在感を放つパールとビーズ、スパンコールを縫いとめました。あなたの胸元に添えたい花びらのブローチです。

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オートクチュールビーズ刺繍とは

オートクチュールビーズ刺繍とは、モード界の名立たる豪華メゾンのオートクチュール・コレクションを支えている、パリの伝統刺繍が息づく技法です。

必要な材料

★刺しゅうモチーフサイズ:たて2.5×よこ3.2cm

<A>
ビーズ・パーツ類
・①スムースホールパール(HC142/4) キスカ 4mm丸 3個
・②ファイアポリッシュパール(K2052) カルトラ (#493) 2mm 10個
・③スパンコール(H1297) 茶スキAB(#508) 亀甲4mm 約12枚
・オーガンジーリボン 薄ピンク 幅11mm×長さ約20cm 1本
・リボン 薄ピンク 幅7mm×長さ約20cm 1本 
・ブローチピン(K508/S) シルバー 1個

・ビーズステッチ糸(K4570) 白(#1)…a/黒(#12)…b/エンジェルピンク(#14)…c

<B>
ビーズ・パーツ類
・①スムースホールパール(HC144/4) ベージュ 4mm丸 3個
・②ファイアポリッシュパール(K2052) グレー(#495) 2mm 10個
・③糸通しスパンコール(HC104) メタリックライトゴールド(#101L) 亀甲4mm  約12枚
・リボン 薄ピンク/水色 幅3.5mm×長さ約20cm 各1本
・ブローチピン(K508/S) シルバー 1個

・ビーズステッチ糸(K4570) アッシュグレー(#21)…a/セージ(#23)…c
・メタリックスレッド(HC151) ライトゴールド(#2)

<A><B>他共通
・オーガンジー 黒 25cm角 1枚
・合成皮革 黒 4cm角 各1枚

図案(無料ダウンロードあり)

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図案のダウンロードはこちらから

下記をクリックすると、図案(PDF形式)が表示されますので、ダウンロード後に、ご自宅のプリンターなどで印刷して使用してください。
ATTENTION!
●A4サイズの紙で、縦で、倍率100%で印刷してください。
●図案の無断転載や再配布、販売はご遠慮ください。
●図案によるいかなるトラブルが発生しても弊社は一切責任を負わないものとします。 【図案『オートクチュールビーズ刺繍「花びらブローチ」』をダウンロードする】

作り方

★他の作品を参考に作り方を説明している箇所もあります。

01 下記の刺しゅう図案を参照して、①を1個ずつ縫いとめる。

(ビーズステッチ糸a 2本どり) lbs8269_p12_flow_1_1658283030

02 ②を2mmの間隔をあけてランダムに刺す※。

(ビーズステッチ糸a 2本どり)
※ビーズをランダムに刺す[ヴェルミセル]やり方
ビーズの向きがいろいろな方向に向くように不揃いに刺すテクニック。ビーズ同士のすき間は作品によって異なります。
①~③の手順で進めてください。 ①1粒、1粒ビーズを縫いとめる。 lbs8269_p46_flow_1_1658283198 ②ビーズの向きが一定方向に向いたり、きれいに揃わないように不揃いに刺す。 lbs8269_p46_flow_2_1658283214 ③ビーズ同士の間は少し開けて刺す場合とすき間がないほどに敷きつめて刺す場合がある。 lbs8269_p46_flow_3_1658283227

03 ①と②の隙間に③を刺す※。

(A作品はビーズステッチ糸b 1本どり、B作品はメタリックスレッド 2本どり)  ※ビーズの間にスパンコールを刺す[ムース] やり方
不揃いに間隔をあけて刺したビーズの間にスパンコールが寄りかかるように刺します。
①~③の手順で進めてください。 ①ビーズ1粒分の間をあけて、ビーズの向きを不揃いにして刺す。 lbs8269_p46_flow_4_1658283418 ②スパンコールを糸に通して少し間をあけて刺し戻し、ビーズに寄りかからせるようにして刺す。 lbs8269_p46_flow_5_1658283430 ③スパンコールがビーズに寄りかかっているところ。 lbs8269_p46_flow_6_1658283439

04 図Aの1~6の順に2種類のリボンを渡して縫いとめる※。

(ビーズステッチ糸c 2本どり) lbs8269_p12_flow_2_1658283496 図A ※2色のリボンを縫いとめる やり方
①~⑫の順で進めてください。 ①プチポワンして図案の内側に針を出す。リボンは1本ずつとじ針に通し、図の点からオーガンジーの裏へ出す。
◆ポイント:作業の邪魔にならないようにリボンの端はシルクピンで押さえましょう。 lbs8269_p51_flow_1_1658283639 ②リボンの際から針をオーガンジーの表に出し、リボンの中央に刺して小さな針目で縫いとめる。 lbs8269_p51_flow_2_1658283648 ③もう一度針を表に出し、リボンの幅より少し狭くコーチングステッチでリボン幅全体を縫いとめる。 lbs8269_p51_flow_3_1658283657 ④リボンの際から針をオーガンジーの表に出し、リボンの中央に刺して小さな針目で縫いとめる。 lbs8269_p51_flow_4_1658283667 ⑤図中奥の点から針を表に出す。 lbs8269_p51_flow_5_1658283686 ⑥針にリボンをかけて折りたたむ。05の点の際から針を裏に出す。 lbs8269_p51_flow_6_1658283696 ⑦リボンの形を整える。 lbs8269_p51_flow_7_1658283704 ⑧折りたたんだリボンの際から針を表に出し、同様にリボンの端を小さな針目で縫いとめる。 lbs8269_p51_flow_8_1658283713 ⑨リボンの色を入れ替え、図案の点がリボン幅の中央にくるように置く。02~08を繰り返す。 lbs8269_p51_flow_9_1658283721 ⑩リボンの色は好みで入れ替える。 lbs8269_p51_flow_10_1658283731 ⑪折りたたんだリボンの端は裏に出して縫い糸でかがる。余分なリボンは切る。 lbs8269_p51_flow_11_1658283742 ⑫完成。 lbs8269_p51_flow_12_1658283749

05 端の処理をしてブローチに仕立てる※

※ブローチに仕立てる やり方
アクセサリーの裏布には主に合成皮革やフェルトを使用。裏布に切り込みをいれて金具を通します。
①~⑪の手順で進めてください。 ①裏布の裏面を上にして刺しゅうモチーフを置き、大まかな位置を決める。 lbs8269_p52_flow_1_1658284103 ②ブローチ金具を裏布の中心より少し上に置き、位置を決めたら切り込み用の印をつける(印は実際には目立たない色で描きましょう)。 lbs8269_p52_flow_2_1658284113 ③はさみを入れて切り込みを作る。 lbs8269_p52_flow_3_1658284122 ④ブローチ金具を切り込みに通す。ピンが180°開くとよい。 lbs8269_p52_flow_4_1658284134 ⑤ブローチ金具と裏布の間に布用接着剤を塗る。 lbs8269_p52_flow_5_1658284145 ⑥ブローチ金具に金属用接着剤を塗る。 lbs8269_p52_flow_6_1658284155 ⑦刺しゅうモチーフを貼る。 lbs8269_p52_flow_7_1658284166 ⑧ 隙間から布用接着剤をまんべんなく塗る。 lbs8269_p52_flow_8_1658284178 ⑨しっかり貼り付ける。 lbs8269_p52_flow_9_1658284188 ⑩刺しゅうモチーフに沿わせてはさみを入れ、余分な裏布を切る。 lbs8269_p52_flow_10_1658284200 ⑪完成。 lbs8269_p52_flow_11_1658284210

オートクチュールビーズ刺繍のレシピをもっと見たい方におすすめ!

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