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ペイントの基礎「初心者にも描ける バウエルンマーレライ」について

  • 2021年1月2日
  • NUKUMORE

ベーシックなドットとカンマストロークをメインに、バウエルンマーレライ作家でおなじみの吉岡美千代さんに解説していただきます。簡単に描ける作品を通してトールペインティングの楽しさを感じてください。小さなボードですが、可愛らしいデザインのフォークアートを描いてみましょう。

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テクニック・作品の解説

フォークアート、バウエルンマーレライのデザインで描いた作品。ベタ塗り、ドット、カンマストロークのテクニックで仕上ります。
ドットとカンマストロークの奥深さも参考になりますので、楽しみながら描いてください。

使用する材料

◆作品サイズ16×14cm ◆メディウム
オールパーパスシーラー、マットバーニッシュ lbs8043_p30_map_1_1607052035 ◆道具
サンケイ・スタールビー 丸筆3号、
ライナー0号 スタイラス
マスキングテープ 消しゴム 
練り消しゴム 転写紙 綿棒 lbs8043_p30_map_2_1607052060 ◆絵の具とパレット
DA-001(ホワイト)
DA-006(パイナップル)
DA-052(アボカド)
DA-208(セロリグリーン)
DA-064(バーントアンバー)
DA-067(ランプブラック)
DA-042(ベビーブルー)
DA-140(レッドバイオレット)
DA-151(ローヤルフクシャ) 
DA-143(トゥルーオーカー)
DA-193(ブルーシフォン)
DA-272(パープルカウ)
DA-154(パンジーラベンダー)
CE-02576(ペールライラック)
CE-02660(スイートピー) lbs8043_p30_map_3_1607052082 lbs8043_p30_map_4_1607052091

下準備と描いていく順番

01 ウッドはシーラーを塗り、乾いたら軽くサンドペーパーをかける。乾いた布で拭く。指定の絵の具でベースを塗る。 02 下絵は、輪郭線より2~3mm外側をカットしておく。 lbs8043_p30_flow_1_1607052130 03 下絵を、マスキングテープでウッドに2箇所、固定する。1.2cm幅のテープが使いやすい。 lbs8043_p30_flow_2_1607052144 04 転写紙を挟み、スタイラスでトレースをしていく。 lbs8043_p30_flow_3_1607052159 05 トレースの完了。 lbs8043_p30_flow_4_1607052173 06 カゴのベースを塗り、カゴ目をライナー筆で入れる。 lbs8043_p30_flow_5_1607052188 07 カゴの持ち手を描き、全体の葉と茎を描いていく。 lbs8043_p30_flow_6_1607052201 08 葉と茎をすべて描く。 lbs8043_p30_flow_7_1607052213 09 バラの花芯をベタ塗りし、花びらは丸筆で入れる。 lbs8043_p30_flow_8_1607052230 10 チューリップの花を塗る。 lbs8043_p30_flow_9_1607052244 11 5弁のカールフラワーのベースは、綿棒でドットを入れる。 lbs8043_p30_flow_10_1607052259 12 マーガレットの花びらを描く。中心に向かってひと筆ずつ入れる。 lbs8043_p30_flow_11_1607052271 13 小鳥を描く。頭をベタ塗りしてから、胸、羽と描いていく。 lbs8043_p30_flow_12_1607052291 14 スミレを描く。小さな花びらから描き、大きな花びらはベタ塗りする。 lbs8043_p30_flow_13_1607052304 15 カーネーションの花びらを茎の中心に向かって描く。 lbs8043_p30_flow_14_1607052317 16 ドットの小花やリボンを描く。それぞれのモチーフに色が入ったら、細かな部分(葉脈、花芯、花びらの表情)を描く。 lbs8043_p30_flow_15_1607052331 17 最後は、カゴ目の中にスタイラスとライナー筆でドットを入れる。 lbs8043_p30_flow_16_1607052347 18 下絵のラインを消しゴムと練り消しゴムで消す。 lbs8043_p30_flow_17_1607052362

各デザインの描き方テクニック

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◆チューリップ

01 グラデーションをつけてチューリップを塗る。 lbs8043_p30_flow_18_1607052878 02 ホワイトとパープルのカンマストロークで、花に表情を付ける。 lbs8043_p30_flow_19_1607052890

◆バラ

カンマストロークの大きさの比 lbs8043_p30_flow_20_1607052919 01 丸筆に絵の具を含ませて、カンマストロークで花びらを描いていく。カンマ=英語のコンマ(comma)が由来。 lbs8043_p30_flow_21_1607052931 02 ストロークの尻尾の長さは、中心の花びらを短くして、全体が丸くなるように描く。 lbs8043_p30_flow_22_1607052947 03 外側、下側の花びらをカンマストロークで描く。 lbs8043_p30_flow_23_1607052960 04 光が当たる側、影になる側に細めのカンマストロークを描く。 lbs8043_p30_flow_24_1607052975 05 スタイラスの先に絵の具を取り、花芯にドットを描く。 lbs8043_p30_flow_25_1607052988 06 バラが描けたら、葉脈を描く。 lbs8043_p30_flow_26_1607053000

◆カールフラワー

01 綿棒に絵の具を含ませ、5枚の花びらをドットで入れる。 lbs8043_p30_flow_27_1607053025 02 筆に2色の絵の具を含ませドットを描く。このテクニックをスープドットという。 lbs8043_p30_flow_28_1607053039 03 花芯に入れたスープドット。 lbs8043_p30_flow_29_1607053049 04 花びらの中心から、ラインを入れる。 lbs8043_p30_flow_30_1607053065

◆マーガレット

01 カンマストロークで花びらを描く。外から中心に向かって入れる。 lbs8043_p30_flow_31_1607053087 02 花芯には、スープドットを入れる。 lbs8043_p30_flow_32_1607053097

◆ハート

01 カンマストロークの尻尾を中心に寄せる。 lbs8043_p30_flow_33_1607053113 02 2ストロークで簡単にハートが描ける。 lbs8043_p30_flow_34_1607053127

◆小鳥

01 頭と胸を塗ったら、くちばしを塗る。 lbs8043_p30_flow_35_1607053147 02 羽のベースを塗る。 lbs8043_p30_flow_36_1607053164 03 トサカ、輪郭、目を入れる。カンマストロークで羽に線を入れ、スタイラスでドットを入れる。 lbs8043_p30_flow_37_1607053176 04 小鳥の完成。 lbs8043_p30_flow_38_1607053189

◆ドットの小花

*ドットのバリエーション
筆、スタイラス、綿棒、楊枝などでドットを入れることができる。
テクニックとしては、丸めるようなクルクルドット(大きなドットが描ける)、置くだけドット(縦長のドット)、カールフラワーで解説したスープドットなどがある。 lbs8043_p30_flow_39_1607053220 01 ドットにライナー筆で小さなカンマを加えた小花。 lbs8043_p30_flow_40_1607053236 02 筆で入れた大きなドットの周りに、スタイラスのドットを入れた小花。 lbs8043_p30_flow_41_1607053249

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「ペイントフレンド Vol.38」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんのペイントに関する基礎情報やレシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。 lbs8043_book_1607053357

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