コロンとした丸いフォルムが何ともかわいらしい!毛糸を使ったイヤリングのレシピをご紹介します。やさしげなニュアンスカラーのアイテムは、心もカラフルに彩ってくれそうです。思わず触れたくなる、秋冬らしいあたたかさを感じますね♪
★けだま製作所さん:羊毛フェルト作家。幼い頃から動物が大好きで、「ひつじの毛」である羊毛フェルトに惹かれて作品を作るように。同じ素材ながらも全然違う作品に見えるように、手法を変えて羊毛アクセサリーを制作中。
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必要な材料と道具
★仕上がり:直径約1.8cm
・刺しゅう糸:花の中心部分の刺しゅうに使います。DMC25番糸の734番を使用しています。
・毛糸(中細):細めの毛糸を使います。今回はDARUMAの毛糸iroiroを使っています。
▲作品No.15:iroiro No.39(フラミンゴ)
▲作品No.16:iroiro No.30(ゆずこしょう)
▲作品No. 17:iroiro No28(ピスタチオ)
▲作品No.18:iroiro No2(マッシュルーム)
▲作品No.19:iroiro No22(ラムネ)
▲作品No.20:iroiro No49(グレー)
・イヤリング金具:皿つきの貼りつけタイプを使用しています。
・スパンボタンつけ糸:毛糸に近い糸を使うのがポイントです。
・ポンポンメーカー:イヤリングは20mm、ブローチは35mmのものを使用します。
・フェルティングニードル:突き刺すだけで繊維がからまる羊毛フェルト用の針。毛糸を立たせたり刺しつけたりするのに使います。
・はさみ:糸や毛糸をカットするときに使います。
・接着剤:イヤリング金具を貼りつけるときに使います。
・カーブばさみ:刃がカーブしているはさみ。カットするだけできれいな丸みが作れます。
・刺しゅう針 15号:花の中央に刺しゅうするときに使います。
作り方
01 ポンポンメーカーを写真のように開き、上の部分にiroiroの毛糸(以下、毛糸)を中央に3回巻きつけ、糸を固定します。
02 毛糸を写真のように左側に寄せて、矢印の順番通りに60回巻きつけていきます。
03 60回巻きつけ終わったところ。
04 最後の巻き終わりの糸を指にひと巻きして輪を作り、毛糸をくぐらせます。
05 くぐらせた毛糸の根元で固結びし、カットします。
06 ポンポンメーカーの下部分にも同様に巻きつけていきます。
07 ポンポンメーカーの中央のすき間に沿って、はさみで切ります。
08 スパンボタンつけ糸を30㎝にカットし、写真のように中央の溝に糸を入れ、溝に沿って糸を後ろにまわし、2回くぐらせて引きしめてからひと結びします。
09 ポンポンメーカーの左右のパーツを写真のように動かします。
10 左右のパーツを取りはずします。
11 ポンポンを取りはずしたところ。出ている糸は、毛足の長さに合わせてはさみでカットします。
12 はさみでカットしたところ。中央のすき間をフェルティングニードルで刺して、埋めていきます。
13 8の結び目があるほうを裏にし、表面の中心部分の毛糸を少し押して、平らにします。
14 ポンポンの側面は、フェルティングニードルで刺してふわふわにします。
15 毛糸の長さを整えるイメージで、表面の毛をカットします。ポンポンメーカーからはずした直後は楕円っぽくなっているので、円形を目指してカットします。
16 13で平らにした部分に、3本取りで3回巻きのフレンチノットをします。
17 全体のバランスを見ながら、フレンチノットを5~6回繰り返します。花の芯ができました。
18 フレンチノットのまわりの毛を、フェルティングニードルで刺してへこませます。
19 カーブばさみで表面を整えて、フェルティングニードルで刺してふわふわにする作業を繰り返して、きれいな円形に近づけていきます。
20 裏面にイヤリング金具を接着します。イヤリング金具を上のほうに接着すると、耳につけたときにきれいです。
21 もう1つ同じものを作って、でき上がり!
★ワンポイントアドバイス:カーブばさみで早く&きれいに!
丸みや曲線をきれいに出すのにあると便利なのがカーブばさみ。ポンポンの丸みを簡単に作ることができます。細かい毛も逃さず切れるので、表面もきれいに整います♪
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