紙バンドと紙ラタンを組み合わせ、大きくて丸いバンブーの持ち手を大胆に活かしたルームシューズバスケットのレシピをご紹介します。大きな持ち手で、持ち運びもラクラクです♪浅型で出し入れしやすく、かごバッグとしても楽しめる素敵なデザインです!
必要な材料・副資材・用具
★でき上がり寸法:幅37cm×奥行12.5cm×高さ14cm
●Papies(植田産業)
<紙ラタン> 50m巻
・クラフト 1巻
・くるみ 1巻
<スタンダード/12本合わせ> 30m巻
・クラフト 1巻
*Papiesのカット本数
<スタンダード>
①横ひも クラフト 4本どり 80cm × 7本
②横ひも クラフト 8本どり 36cm × 8本
③縦ひも クラフト 4本どり 60cm × 23本
④始末ひも クラフト 4本どり 12cm × 2本
⑤底補強ひも クラフト 12本どり 36.5cm × 2本
⑥底補強ひも クラフト 12本どり 8cm × 2本
⑦底補強ひも クラフト 12本どり 36cm × 2本
<紙ラタン>
⑧編みひも クラフト 900cm × 2本
⑨編みひも くるみ 1350cm × 2本
⑩縁飾りひも くるみ 155cm × 6本
⑪持ち手止めひも くるみ 40cm × 4本
●付属品 INAZUMA(植村)
・竹手さげタイプ持ち手(BB-1/#425
・内径19.5cm 太さ1.5cm) 1組
作り始める前に「紙ラタンの扱い方」
01 紙ラタンのひも端についている「引き出し口」のシールを目印に、ひも端を引き出します。
02 紙ラタンを繋ぐときには、ひも端を斜めにカットして、切り口を向かい合わせてボンドで貼り合わせます。
03 紙ラタンを編むときは、「こより」のよりが戻らないよう、さらに「より」すぎないように整えながら、ふっくらと編むのがコツです。
Papiesの裁ち方図
作り方
※わかりやすくするために色を変えています
01 ④始末ひも1本の端に、②横ひもを直角にボンドで貼ります。
02 ②ひもの下側に並べて、①横ひもを中央を揃えて始末ひもに貼ります。
03 2の要領で、①・②ひもを交互に並べて始末ひもに貼ります。
04 3を裏に返して、④ひもを②ひもの端に重ねて貼ります。
05 余った④ひもをカットします。
06 5を裏に返して、③縦ひもを1本ずつ②ひものひも端に、中央を合わせて貼ります。
07 ③ひもを2本重ねて、横ひもの下から互い違いに差し込みます。
08 差し込んだひもは左右に分けて、中央を合わせて平行に並べます。
09 7・8の要領で、③ひも2本ずつを互い違いの編み目で差し込み、最後の1本を中央に差し込んで等間隔に整えます。
10 9を裏に返し、⑤底補強ひもを写真のようにクロスさせてボンドで貼ります。 両端に⑥底補強ひもを重ねて貼り、その上から、⑦底補強ひもを横ひもの際に揃えて貼り、余分はカットします。ベースのでき上がりです。
11 四方のひもを内側へ折り曲げてから、直角に立ち上げます。
12 側面を編みます。⑧編みひも2本のひも端を左サイド中央の縦ひもを挟んで、洗濯バサミで押さえます。右ねじり編みをします。外側のひもAを右隣の縦ひもに掛けます。
13 外側のひもBをAの上側から右隣の縦ひもに掛けます。
14 外側のひもAをBの上側から右隣の縦ひもに掛けます。13・14をくり返して、編みひものよりに気をつけながら編んでいきます。
15 右ねじり編みで1周編み進め、次は左ねじり編みに変えます。2周めの編み始めのBは、Aの下側から右隣の縦ひもに掛けます
16 次にAをBの下側から右隣の縦ひもに掛け、さらに、BをAの下側から右隣に掛けます。
17 Point! 左ねじり編みで2周めを編み進め、次は右ねじり編みに変えます。3周めの編み始めのAは、Bの上側から右隣の縦ひもに掛けます。
※右・左ねじり編みを1周ずつ編むと、矢羽模様になります。
18 13・14をくり返して、3周めは右ねじり編みで、まっすぐに編み上げていきます。
19 Point!右・左ねじり編みを交互に1周ずつ編み方を変えて、8周まで編みます。
※編み始め側は右・左のねじりが変わる位置の縦ひもが少し見えます。
20 編み終わりは、内側の編み目2周分に差し込み、余分をカットします。
21 ⑨編みひも2本で左サイド側の縦ひもを挟み、12~14の要領で右ねじり編みで編んでいきます。
22 右・左ねじり編みを交互に1周ずつ編み方を変えて、12周までまっすぐに編みます。
23 編み終わりは、内側に差し込んで、余分をカットします。
24 編み始めのひも端の始末をします。⑧ひもは斜めにカットして内側にボンドで貼り、⑨ひもは編み目に差し込みます。
25 編み目を詰めて整えます。
26 余った縦ひもを5cmに切り揃えます。
27 縦ひもを全て内側へ折り曲げます。
28 縦ひもを内側の1周下側の編み目に差し込んで、始末をします。
29 左サイド側から見たところです。
30 縁飾り編みをします。⑩縁飾りひも1本のひも端5cmを内側に残して、縦ひも4本とばして、縁から2周下の内側から引き出します。
31 3本戻った内側から、外側へ引き出します。
32 次は、4本とばして、内側から2周下の縁から引き出します。
33 ひも端を内側へ折り返して、1本手前の編み目に通し、3本戻った内側から引き出します。
34 引き出したひも端を右隣の編み目に通します。
35 縦ひも4本とばして、縁から2周下の内側から引き出します。さらに、1本手前の編み目に通し、3本戻った内側から引き出します。
36 34・35をくり返して、縁飾り編みをしますが、編みひもが足りなくなったら、内側の編み目に通してボンドで貼り合わせて繋ぎます。
37 34~36をくり返して、⑩ひもを足しながら写真の位置まで1周編み進めます。
38 さらに、37の矢印の位置から編み始めに残したひもを引き抜いて、上側で休めておきます。
39 続けて、「4本とばして、3本戻る」をくり返しますが、4本とばすときの内側は、先に渡っている編み目に通してから外側へ引き出します。
40 39の外側から見たところです。
41 内側へ倒して互い違いに編み入れ、3本戻って外側へ引き出します。
42 さらに、34~36をくり返し、3本戻って外側へ引き出します。
43 外側の最後の目に通して引き締めます。模様が繋がりました。
44 編み始めと、編み終わりのひも端を内側で重ねてボンドで貼り、余分をカットします。
45 縁飾り編みのでき上がりです。
46 中央側の縦ひも11本の両隣の縦ひもを挟んで、⑪持ち手止めひも1本の両ひも端を、縁飾り編みの根元から内側へ通します。さらに、片方のひも端aを10cm休めておきます。
47 aを休めたまま、bをaの2周下側から外側へ出して持ち手に巻きつけ、さらに、最初に差し込んだbの2周下側へ差し込みます。
48 内側のa・bで固結びをします。
49 結び目にボンドをつけて、余分をカットします。
50 持ち手がついたところです。
51 反対側にも持ち手をつけて、でき上がりです。
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