初心者の方にも分かりやすい紙バンド雑貨のレシピです。底と側面の境にギャザーを寄せたような編み地のデザインで、大胆なひし形模様がアクセントになった、涼しげなデイリーバッグ。持ち手は肩にかけられる長さで、使いやすくデザインされています。
必要な材料・副資材・用具
●ハマナカ エコクラフト
30m巻:つゆ草(128)2巻
5m巻:グレー(20)2巻
※ロットを揃えるために30m巻を2巻使用しています。
*エコクラフトのカット本数
①底縦ひも つゆ草/2本どり 250cm× 28本
②底横ひも つゆ草/2本どり 270cm× 2本
③底横ひも つゆ草/2本どり 260cm× 6本
④差しひも グレー/2本どり 400cm× 8本
⑤差しひも つゆ草/2本どり 400cm× 28本
⑥縁編みひも つゆ草/2本どり 400cm× 2本
⑦持ち手ひも つゆ草/6本どり 100cm× 8本
作り始める前に
紙バンドやエコクラフト(R)の、裁ち方や割き方など、エコクラフトの基本情報は別記事でご紹介しています。
事前に確認しておきましょう。
「紙バンド・エコクラフト(R)作り始める前に、ここをチェック!」
作り方
01 ③底横ひも6本で、「ブレードの編み方」を参照してブレードを作り、①底縦ひも28本、②底横ひも2本で、「横長六角形底の編み方」を参照して、横長六角形の底を編みます。さらに、周りにピコットを編みます。
02 ④差しひも1本を半分に折り、六角形の角の右側のピコットの、右側のひもに掛けて1個編み、続けて左側に2個めを編みます。※○位置は六角形底の角です。
03 2の要領で、④差しひも1本を半分に折ってピコットの右側のひもに掛けて2個編みます。
04 2・3の要領で、④ひも1本ずつを加えて、残りの6カ所に2個ずつ編みます。
05 次に、2~4を参照して、④差しひも8本を、1本ずつ角の8カ所で、ピコットの上側に2個ずつ編みます。さらに、残りのピコットの上側に⑤差しひもで2個ずつ編みます。
06 六角形底の角○部分の6カ所は、六角形に繋ぎます。他は全て、七角形に繋ぎます。これが1段めになります。さらに、1段めの凹みは全て五角形に繋ぎます。7~11を参照して、20段まで側面を編み、最後は六角形に繋ぐ前のピコットまで編みます。
07 五角形の上側にピコットを2個ずつ編みます。
08 全ての五角形の上側に、ピコットを2個ずつ編んだところです。
09 次に、五角形の間の凹み部分で向かい合うひもで、全て六角形に繋ぎます。
10 2段めを六角形に繋いだところです。
11 3段めからは、凹み部分も全て互い違いに六角形に繋ぎながら、14段まで側面を編みます。最後は、六角形に繋ぐ前のピコットまで編みます。
★編み目をわかりやすくするために、内側へ白い紙を入れて撮影しています。
12 ⑥縁編みひも1本のひも端から8cmのところで折り、最終段のピコットの左ひもに掛けて1個編みます。
13 次に、左隣りのaに編み目1個分で掛けて1個編み、七角形に繋ぎます。
14 続けて、左隣りのaに掛けて1個編み、さらに、五角形に繋ぎます。
15 13・14の要領で、七角形と五角形を交互に繋ぎながら、最後の1個を残して1周編みます。
16 最後の1個を編みます。編んできたbを縦ひもaに編み目1個分で掛けます。さらに、編み始めに残したcをaの後側で内側へ折り返します。
17 aを内側へ倒して、aの根元右側から引き出します。
18 bの輪の上側にcの輪を揃え、aを折り返してcの輪に通します。
19 c・bを引き締めて、繋ぎの1個ができたところです。
20 縁編みが1段編めたところです。余ったひも端c・bは内側の編み目1個分にそれぞれ通して始末します。
21 縁編みの2段めは、余った縦ひもの始末を同時にします。⑥ひも1本を1段めと同様に写真の位置に掛けて1個編みます。※縁編み1段めと逆側から編み始めます。
22 左隣の縦ひもaに、編み目1個分の幅で掛け、さらに、縦ひもの内側で手前に折り返して重ねます。
23 次に、1個手前の縦ひもaを、編み目の際から内側へ倒します。
24 aを内側へ倒して、内側へ折ったaを巻き込んで根元から引き出し、bの輪に通して1個編みます。
25 24の内側です。
26 22~25の要領で、最後の1個を残して1周編みます。最後は16~19の要領で、1個手前の縦ひもを巻き込んで編みます。
27 26の内側です。
28 cを編み始め1個めの内側の編み目に差し込みます。
29 aをcに重ねて差し込みます。
30 bを1個手前の外側の編み目に通します。
31 内側から霧を吹いて、縁編みの編み目を引き締めます。
32 余分な縦ひもを、編み目の際で全てカットします。
33 12~32の要領で、⑥縁編みひも2本で縁を編みます。本体のでき上がりです。
34 4の底から見たところです。
35 ⑦持ち手ひも4本で、「4本平編みひも」を写真のように編みます。2本作ります。
36 【4本平編みひものやり方】
編みひもA・B・C・Dの4本で編みます。ひも端から15cm(指定の長さ)のところで、写真の重ね方で井桁に組みます。
37【4本平編みひものやり方】 Aを後側に折り返してBの下側で交差させ、Cと平行に並べます。
38【4本平編みひものやり方】 Dを手前に返してAの下側に交差させ、Bと平行に並べます。
39 【4本平編みひものやり方】Bを後側に折り返してDの下側で交差させ、Aと平行に並べます。
40【4本平編みひものやり方】 Cを手前に折り返してBの下側で交差させ、Dと平行に並べます。
41 【4本平編みひものやり方】左端のひもは後側へ、右端のひもは手前に折り返し、「折り返したあとは互い違いに編む」をくり返し、編み目を整えます。
42 【4本平編みひものやり方】折り返したときに隙間を開けないように、編み目を詰めながら指定の長さを編みます。平編みひものでき上がりです。
43 持ち手をつけます。平編みひも1本の両ひも端の4本を、写真の位置に1本ずつ、1列分間を開けて、六角形の穴に差し込みます。
44 43を横から見たところです。
45 差し込んだ内側です。
46 平編みひも1本の両ひも端の4本を、写真の位置に1本ずつ、1列分間を開けて、六角形の穴に差し込みます。
47 差し込んだ4本のひも端は、内側へ引き締めて1~3の順で手前へ倒し、最後の4は3に重ねて折り曲げ、さらに1の輪に通します。
48 次は、4・3・2の順で手前へ倒し、最後は1を2に重ねて折り曲げ、さらに4の輪に通します。
49 編み目に霧を吹いて、ひも端を引き締めます。余ったひも端を編み目の際でカットします。逆側に通したひも端も同様に編みます。
50 差し込んだひもの始末をします。
51 50の外側です。
52 持ち手を2本つけて、でき上がりです。
紙バンドを使ったレシピをもっと見たい方におすすめ!
「みんなの紙バンド雑貨vol.4」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんの紙バンドを使ったレシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。