約1年前にニューヨーク ブルックリンから日本に上陸したメタルスタンピング。銅やアルミニウム等の金属に文字や記号を刻印して、アクセサリーやタグを作ることができ、ハンドメイドファンの注目の的です!ここでは基本情報とリングの作り方をご紹介します!
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作品を作る前に(メタルスタンピングの基本情報)
*Step1 メタルスタンピングを教えて!
メタルスタンピングは、金属製のスタンプを使ってさまざまな金属に文字や記号を刻めるクラフトアイテム。
誰でも手軽にチャレンジできる身近なDIYグッズとして、日本でもじわじわと人気を集めています。奥深いメタルスタンピングの世界を楽しんでみましょう♪
*Step2 道具&材料をピックアップ!
メタルスタンピングを楽しむための、基本の道具&材料をご紹介します。
1 スタンピングハンマー
文字や記号を刻むときに使う必須アイテム。グリップしやすいので、女性でも扱いやすいデザイン設計になっています。
2 スチールブロック
ハンマーを使うときの土台として活躍。ゴム製の足がついているので、机を傷つけません。
3 レタースタンプ(全8種類)
アルファベットや数字を刻印するスタンプ。オーソドックスな書体からユニークな書体まで全8種類のラインナップ。それぞれ大文字、小文字、数字で展開。
4 スタンピングブランク
アクセサリーやチャーム作りのベースとなる無地の金属パーツ。このパーツに好きな文字や記号を打ち込みます。
5 デザインスタンプ
定番のハートや星はもちろん、自転車や肉球などさまざまな用途に活躍します。
*Step3 DIYアクセサリーを作ってみよう!
編集部がメタルスタンピングに初挑戦。RELIFEさんの作品を目指して制作しました。
【RELIFEさん Profile】
刻印アクセサリーを専門に制作するハンドメイド作家。身につける人が励まされる言葉や遊び心のあるワードを刻印し、アクセサリーにデザイン。
シンプルでスタイリッシュな作風が、幅広い世代から支持を集めている。インスタグラムやminneで、オーダーメイド作品を販売中。
relife_jewelry【minne】https://minne.com/@relife
基本の動作01 好みのブランクをブロックの上に置きます。ブランクにガイドシールを貼ると、文字をバランスよく打てます。
基本の動作02 刻印するスタンプを、ブランクに対して垂直に当てます。
基本の動作03 指でスタンプをしっかりと支え、スタンピングハンマーでスタンプの上部を真上からたたきます。
「シルバーリング」の必要な材料と道具
◆リング用スタンピングブランク(6.3㎜×68.5㎜・アルミニウム)
◆ブレスレット用スタンピングブランク(6㎜×150㎜・真鍮)
◆スタンピングハンマー
ブランクに文字を刻むときに使います。
◆スチールブロック
文字を刻むときの土台として下に敷きます。
◆ペイントマーカー(黒)
文字に色をつけてはっきりさせます。
◆スタンプガイドシール
文字をまっすぐに刻むときに役立ちます。
◆レタースタンプ Stargazer(大文字、小文字)
アルファベットと簡単な記号がそろったスタンプです。
◆ブレスレット用プライヤー
ブランクをブレスレットに仕立てるときに使います。
◆リング用プライヤー
ブランクをリングに仕立てるときに使います。
「シルバーリング」の作り方
★仕上がり:フリーサイズ
01 ブランクの保護フィルムをはがします。
02 ブロックの上にブランクを置き、ブランクに対して平行にガイドシールを貼りつけます。
03 ブランクの右端に“Believe”を刻みます。まずは語尾のeから刻印していきます。
04 ガイドシールを参考にして字間を調節しながら、文字を刻みます
05 同様にして、ブランクの左端に“in yourself”と刻んでいきます。語頭のiから刻印します。
06 ペイントマーカーで文字を塗ります。こうすることで、刻印した文字に色がつきます。
07 2~3分経ったらティッシュでインクをふき取ります。
08 リング用プライヤーでを曲げていきます。端から少しずつ曲げると滑らかな形になりやすいです。なだらかな曲線になるように、少しずつ曲げていきます。
09 “Believe”が上側、“in yourself”が下側になるように丸めます。
10 指のサイズに合わせて大きさと形を整えます。
11 でき上がりです。
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