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逗子市内一周駅伝競走大会に40チーム 箱根駅伝出場選手も快走

  • 2025年1月14日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 今年で72回目を迎える新春恒例の「逗子市内一周駅伝競走大会」が1月12日に行われた。主催は逗子市教育委員会と逗子市スポーツ協会。当日は、市内8地域13チーム(逗子チームはオープン参加)と11団体27チームが参加した。(逗子葉山経済新聞)

 団体対抗の部の優勝はランニングクラブ「Beyond Zushi A」。全員区間1位で表彰

 コースは、池子の森自然公園400メートルトラックをスタートし、自然公園内を周回。久木中学校グラウンドを抜けて、神武寺駅~池子トンネル~東逗子駅~消防署前を走り、町なかの銀座通り、池田通りから小坪海浜公園脇にゴールする5区間21.7キロ。

 園内以外は警察の協力を得て公道を走る、県内ではまれな大会で、沿道では老若男女大勢の市民が声援を送る。友人の走りを応援に来た中学生男子2人連れは「僕も出たい」「じゃぁもっと練習しろよ」などと話ながら笑顔でランナーを見守った。

 地域対抗の部の優勝は小坪Aチームで前年優勝記録を50秒更新。5区には今年、箱根駅伝で法政大学8区を任された安澤駿空さんが出走。久木中学校時代から同チームで参加し、法政大学第二高校からは箱根駅伝を目指していたという。ゴール後、「沿道から途切れず応援してもらい、気持ちよく走れた」と振り返り、走力を上げるには「目標を持つことは大切だが、あまり追い込み過ぎず楽しみながら走れたら」とも。

 団体対抗の部の優勝は市民ランニングクラブ「Beyond Zushi A」で、全区間1位で念願の初優勝を飾った。同クラブ5区も青山学院大学時代に箱根駅伝を走った選手だった。前年優勝記録を1分55秒更新。

 閉会式では、参加した選手の中から2月に開催される神奈川県市町村対抗駅伝大会の候補メンバーを発表。監督の大久保圭さんは「今年は安澤選手をはじめ優秀な選手がそろった。過去最高の5位以内を目指したい」と力を込める。

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