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美祢に雑貨店「とらや」 無人店舗で運営、イヌ・ネコの雑貨販売

  • 2025年1月21日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 無人店舗で雑貨を販売する「とらや」(美祢市秋芳町岩永本郷)が1月1日、オープンした。(山口宇部経済新聞)

 古民家の納屋を活用した無人店舗

 同店を運営するのは山口市出身の林晃行(てるゆき)さん。林業への転職をきっかけに美祢に移住し、購入した古民家の納屋を店舗に改装した。林さんは「納屋の築年数は不明だが、立派な大きな梁があって使わないのはもったいないと感じた。美祢の商工会にも相談させてもらい、無人店舗として活用することにした」と話す。

 店内には、イヌやネコをモチーフにしたフィギアやアクセサリー、文房具、ポスター、ブリキアートなど、100円~5,000円の幅広い価格帯の雑貨が並ぶ。「商品の仕入れは妻の意見を聞きながら、癒やしを感じられるものをそろえている」と林さん。

 林さんは現在、保護した猫2匹と犬1匹と一緒に生活している。店名は猫の名前「寅次郎」からつけ、ロゴマークは3匹の顔をモチーフにした。店内では、ロゴマークを入れたTシャツやトートバックなどのオリジナルグッズも販売している。

 同店での購入は、「タッチパネル式の決済専用端末」での電子マネーやクレジットカードによる決済となる。現金払いも可能だが、お釣りはでない。

 オープンから3週間がたち、林さんは「無人運営で不安もあったが、犬・猫好きの人が来店してくれている様子でうれしい。インスタグラムのDMでメッセージをいただくこともあり、やりがいを感じている」と話す。

 今後は、敷地内の畑を整地してドッグランを作り、地域の愛犬家が集える場所にしたいと考えている。「納屋の2階も活用して保護猫や保護犬の譲渡会を開催したい。動物たちの新しい家族探しをサポートしていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は、9時~18時。

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