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屋久島生まれのアニメーション上映会 「ぼくはもぐら」ほか2作品

  • 2025年2月18日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 屋久島在住のアニメーション作家、川崎技花(あやか)さんの新作アニメーション上映会が2月15日、屋久島町役場本庁(屋久島町小瀬田)のやくしまホールで開催された。(屋久島経済新聞)

 「上映で感じたことを思い出せるように」とステッカーやキーホルダーのグッズを制作

 上映したのは、12分の短編アニメーション「ぼくはもぐら」、同作の3分のスピンオフ作品「かっぱのともだち」、主人公のもぐらが初めて登場した40秒の作品「よんだ?」(2017年)の3作。

 「ぼくはもぐら」は、ミニチュアセットや屋久島の緑の中を平面のキャラクターが動く、実写とアニメーションを組み合わせた作品。文化庁の助成を受けて昨年完成にこぎ着け、「横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル2024 プログラムD」で優秀作品賞を受賞した。

 当初は各回定員40人で2回上映の予定だったが、予約者多数のため4回上映に変更となり、計249人が来場した。上映後のあいさつに立った川崎さんは「8000体のキャラクターを手描きした。彩色や小道具制作など、島の友人や家族の協力がなければここまでできなかった」と振り返った。

 会場には、撮影で使った小道具や絵コンテなどの資料やこの日のために制作したパネルなどが展示され、来場者を楽しませた。ワークショップも開き、10組の参加者が作中に出てくる石と粘土の家を制作した。

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