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屋久島の小学生がプログラミング入門 自宅のパソコンでオンライン授業

  • 2021年9月23日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 プログラミング学習のためのオンライン授業が9月20日・21日・23日の3日間にわたり開講され、屋久島の小学生8人が自宅のパソコンを使って受講した。(屋久島経済新聞)

 【写真】できた人は手で丸を作って講師(左上)に合図する

 授業は、中村学園大学(福岡市)教育学部の山本朋弘研究室が開講し、研究室の大学3年生5人が指導に当たった。研究室では小学校を訪問しての対面授業を行ってきたが、オンラインでの本格的な授業は今回が初めて。離島や山間部の小学生にもプログラミング学習の機会を提供したいと、屋久島町教育委員会を通じて島内の小学校に参加を呼び掛けた。島外からは、鹿児島県長島町、熊本県水上村、福岡県太刀洗町などからも参加があった。

 受講生は自宅のパソコンを使ってオンライン会議システムZoom(ズーム)にログインし、講師や他の受講生たちと双方向のコミュニケーションを行う。屋久島の全ての小学校では生徒に1台ずつタブレット端末が支給されており、低学年の間に基本的な使い方を学んでいる。受講生の一人、安房小学校6年生の川上将大さんは、「オンライン授業のための準備はスムーズにできた」と話す。

 授業は、米国MIT(マサチューセッツ工科大学)が小・中学生を主な対象として開発したScratch(スクラッチ)というプログラミング言語とそのプログラム開発環境を使って進められた。Scratchはネットワークを介して無料で利用でき、日本語モードもある。ブロックと呼ばれるパーツを使うことで、ゲーム感覚でアニメーションなどのプログラミングができる。

 始めに講師と受講生が自己紹介を行い、なぞなぞや以心伝心ゲームで受講生の緊張をほぐしてから授業を開始。1日目は、猫をモチーフにしたキャラクターなどを画面上で動かす簡単なプログラムを学んでもらった。2日目は「かえるのうた」の演奏と図形を描画するプログラムを学び、3日目は簡単なゲームプログラムの授業を設ける。

 授業では、受講生の理解度を把握するために要所要所で受講生に声を掛け、うまくできたかを手の合図で確認するなどオンライン講義ならではの工夫が見られた。受講生も着実にプログラミングの技術を身に付けていく様子が見られた。

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