「むつみの花 写真展」が1月16日から、栃木県中央公園(宇都宮市睦町)緑の相談所・展示ホールで開催されている。同園主催。(宇都宮経済新聞)
展示の様子1
会場には同園職員が撮影した園内の四季折々の植物の写真約60点を展示している。同園には多くの植物があることを知ってもらい、その花の季節に来園してほしいという思いから同展を始めたという。
写真は開花時期に合わせて春夏秋冬に分類。園内では植物の背丈が高く、よく見られない花や小さく目立たない花もあるが、写真では花の色や形がよく分かるようクローズアップし、植物の名前とともに園内で咲く場所も紹介している。
写真には、明仁上皇より栃木県へ下賜された絶滅危惧種「ナスヒオウギアヤメ」や、貴重な「キンラン」や「タシロラン」、紅葉の写真などもある。
これからの時季、園内では「セツブンソウ」「フクジュソウ」「ロウバイ」が花を咲かせる。同園緑の相談員の平賀爽也夏さんは「当園には、これほど多くの植物があることを知ってもらえたら」と話す。
開館時間は9時~16時30分。入園無料。今月27日まで。