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豊田・足助地区で「小原和紙展覧会」 国際紙フォーラムのレガシー継承

  • 2024年9月11日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 「PAPER CONNECT TOYOTA 2024」が現在、旧鈴木家住宅(豊田市足助町)などで開かれている。(豊田経済新聞)

 豊田・足助地区で「小原和紙展覧会」 国際紙フォーラムのレガシー継承

 2021年度に開催された豊田国際紙フォーラムのテーマ「紙を通して創造するミライ」を継承発展させるために開催している同イベント。「紙でひろがるセカイ」をテーマに、会期中、展覧会を中心としたプログラムを足助各所で展開している。

 9月7日には、足助交流館では「とよた繊維トーク」をテーマにしたシンポジウムが行われ、農村舞台「寶榮(ほうえい)座」(怒田沢町)では「『紙ノ子』Breathing rhythm」と題し、現代美術家で現役ブレイクダンサーの辻將成さんがパフォーマンスを披露した。

 展覧会「紙つて人わざ」は、重要伝統的建造物群保存地区を代表する商家で、紙と深いゆかりのある旧鈴木家住宅や紅葉の名所「香嵐渓」の一隅舎、太子堂、紅葉のトンネルで展開。

 旧鈴木家住宅では、夏休み期間中に行われたワークショップで制作された和紙ランプによるランプアートをはじめ、土間や街道沿いの和室などに小原地区の漆芸作家・安藤源一郎さんやグラフィックデザイナー・鷹巣由佳さんが手がけた作品が並べられ、多様なアプローチで「紙」の「ミライ」を模索している。

 開催時間は10時~16時。観覧無料。9月15日まで。

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