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ビーガンらが手軽に味わえる即席みそ汁 野田味噌商店が世界市場に向け発売

  • 2021年9月15日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 「桝塚味噌(みそ)」のブランドでみその醸造を手掛ける野田味噌商店(豊田市枡塚西町)が9月1日、海外で増加しているビーガンやベジタリアンの人でも手軽に食べられる即席みそ汁「Instant VEGAN MISO SOUP(インスタント ビーガン みそスープ)」を発売した。(豊田経済新聞)

 【写真】ビーガンらが手軽に味わえる即席みそ汁を開発した野田味噌商店

 みそは日本国内だけでなく世界的にその良さを評価されている発酵食品で、海外の飲食店などで食べられる店が増えており、さらに近年、大豆を主原料とし植物性たんぱく質を得られる健康食品として需要が広がりを見せていることから、同社では世界で通用する商品の開発に取り組んでいる。

 特に大きく成長しているベジタリアンやビーガンといった動物性たんぱく質を摂取しない人を対象にした市場は、ヨーロッパやアメリカだけでなく、日本国内でも約240万人いるとされている(日本ヴィ―ガン協会推計)が、国内で製造される即席みそ汁のほとんどに海産物など動物性の原材料が含まれていてビーガンの人たちが食べられないため、同社で開発部長を務める李旬鎬(イ・スンホ)さんが、海外でも日本のみそや発酵文化をおいしく楽しんでほしいという思いでビーガン向けの即席みそ汁の開発に着手した。

 開発に当たり、「100%植物性由来の原料」「日本の杉おけで1年半以上じっくりと熟成させた天然醸造豆みそ」「遺伝子組み換えでない大豆、化学調味料不使用、グルテンフリー」の3点にこだわり、みそ造りで一番重要なこうじ造りでこうじ菌を増やす目的で使われる麦を炒(い)った「香煎(こうせん)」という素材を別の素材に代えて醸造。即席みそ汁に不可欠なだしは、シイタケや昆布など、さまざまな植物性のだしの配合を繰り返し、海外の人に味見をしてもらうなど、テストを繰り返して商品化にこぎ着けた。

 開発を手掛けた李(い)さんは「航空会社のCA時代に、世界各地でみそが販売され調味料として使われていることを知り、みその可能性を感じていた。みそが新しい一歩を踏み出すため、みそ屋の常識を打ち破って今回の商品が生まれた。ぜひ世界の多くの方に、みそのおいしさを手軽に楽しんでいただければ」と話す。

 価格は378円。

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