「LUUP」電動キックボードの安全講習会を兼ねた体験会が10月13日・14日、高松市内で開かれた。(高松経済新聞)
電動キックボードや電動アシスト自転車に試乗する参加者たち
高松市内で「LUUP」シェアリングサービスを運用する「あなぶきハウジングサービス」(高松市紺屋町)と高松自動車学校(上天神町)が提携して行った。13日は高松駅前広場で、14日は同校内で開催し、両日合わせて200人以上が参加した。高松駅前広場では、電動キックボードや電動アシスト自転車に乗った参加者たちは1周10メートルのコースを周回し、香川県警察による交通ルールの説明を受けた。
あなぶきハウジングサービスの古家和樹さんは「『LUUP』が導入されて1カ月、地元民の利用に対してのためらいを取り去りたいと思い開いた。すぐ乗ってすぐ返せるのが電動キックボードの魅力。歩くには少し疲れる距離を気軽に移動できる手段として、バスや電車のように日常的に使ってもらいたい」と話す。「回数や頻度は検討中だが今後も継続して開催したい。電動キックボードが自分に合うかどうか試す場になれば」とも。
高松駅前広場で電動キックボードを体験した高松市内の70代男性は「LUUPのことは知っており、関心もあったがなかなか試せずにいた。最初ゆっくりしたスピードではバランスが取りにくかったが、加速すると安定した。車高もそこまで高くないので、怖いと思ったら地面に足を着けられるのは良い」と話していた。