着物にまつわる活動を行う「わだもん」が現在、讃岐漆芸美術館(高松市上福岡町)で着物カフェや着物の相談会などのイベントを開いている。(高松経済新聞)
2階の「わだもん屋」
着物文化や香川に伝わる盆踊り「一合まいた」を語り継ぐことを目的に活動する同団体。期間中、同館1階では着物を着たメンバーらが接客するカフェ「わだもん亭」、2階では中古の着物を集めて販売する「着物バザー」や同団体のメンバーらが着物のコーディネートや直しなどの相談を受ける「わだもん屋」を展開する。
同団体代表の寒川かおりさんは「当団体は『着物を普段着に』をコンセプトに日々活動している。2階の『わだもん屋』では『たんすの中のルネサンス』と銘打ち、着物をより身近なものにできるよう、安価での販売、着物に関するあらゆる相談を受けられるようにした」と話す。
「『着物は着るのが大変』『いつ着たら良いか分からない』という人も多いが、着物を着る目的・目標を決めると着るモチベーションも生まれる。この秋、着物を着て出かけるきっかけになれば。着物を気軽に楽しめる空間を作りたい」とも。
営業時間は10時30分~17時。9月21日まで。