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香川・岡山の飲食店や自治体が出店する食のイベント「香川×岡山 つながる食の大博覧会」が5月24日・25日、「あなぶきアリーナ香川」(高松市サンポート)で開催された。一般財団法人「かがわ県産品振興機構」、「香川の食」Happyプロジェクト実行委員会、晴れの国おかやま観光キャンペーン推進協議会の共催。(高松経済新聞)
メインアリーナ 香川・岡山のさまざまな飲食物を紹介するブースが並ぶ
昨年、瀬戸内海国立公園の指定90周年を記念して2県共同開催で始まった同イベント。香川ゾーン・岡山ゾーンに分かれ、香川からは讃岐うどんやオリーブ牛、オリーブ地鶏、香川県産フルーツを使ったスイーツなどを提供する55ブース、岡山からは岡山県産のフルーツや牛乳を使ったスイーツや備前牛を使ったコロッケなどを提供する36ブースが出店。和三盆糖の干菓子やしょうゆこうじなどを作るワークショップも展開する。
岡山で販売するのりの天ぷら「ノリノリのアゲアゲ」をのせた讃岐うどんや小豆島の池田漁業協同組合による「いりこぶし」をのせた岡山・津山ホルモンうどん、岡山の蒜山(ひるぜん)ジャージー牛乳に香川県の和三盆糖を使ったプリンなど、両県のコラボメニューも用意する。
ステージも設け、初日は讃岐獅子舞保存会による獅子舞や岡山うらじゃ連「四季」による「うらじゃ」の演舞、食に関するトークショーなどを展開した。2日目は香川県産品に関する◯×クイズ、キッズダンスのステージを開く。
初日に家族で訪れた高松市在住の小学生、山田陽太(ひなた)君は「昨年もイベントに参加したが会場が広くて楽しい。ショーを楽しみにしていたが大好きなうどんも食べられてうれしかった」と話していた。
開会セレモニーには池田豊人香川県知事と伊原木隆太岡山県知事が登壇し、開会宣言を行った。池田知事は「香川と岡山は瀬戸大橋を挟んだ隣県で、隣同士で多くの食文化が根付いている。このイベントが両県力を合わせて食の瀬戸内ブランドを盛り上げて発信するきっかけになれば」と期待を込め、伊原木知事は「イベントを通して岡山の人にも香川のおいしいものや地元・岡山のおいしいものを再発見する機会になる。このイベントで気に入ったものがあれば現地にも足を運んでもらえれば」と呼びかけた。