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墨田区産業共創施設でスタートアップ8社が成果発表 共創プラン披露も

  • 2025年2月5日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 スタートアップ8社が共創プランを発表するアクセラレーションプログラム「SPARK」の成果報告会が2月12日、墨田区産業共創施設「SUMIDA INNOVATION CORE(SIC)」で行われる。(すみだ経済新聞)

 同施設は、墨田区のものづくり技術や人材、ネットワークを生かし、スタートアップとの共創を支援する施設。SPARKはその中核となる支援プログラムで、約5カ月間の伴走支援を通じて「事業企画力」「共創プラン」「共創パートナー」の獲得を目指す。研修やメンタリング、マッチング支援などを行い、最終成果報告会では実際のプロトタイプ展示やピッチ発表が行われる。

 当日は、墨田区産業観光部長によるあいさつや事業説明が行われた後、プログラム第1期生の進捗(しんちょく)報告を経て、8社がそれぞれ共創プランをピッチ形式で発表する。ピッチ終了後に総評を行い、その後、交流会とプロトタイプ展示の時間を設ける。

 今回登壇するのは、ものづくり企業や大学との連携を深め新たな共創の可能性を探る8社。

 「スペースボア」は水素脆化(ぜいか)を克服した液体水素向けバルブの開発に取り組み、「SakuraRide」は折り畳み自転車のシェアサービスを展開。「MY ROOM」はものづくり企業の遊休資産をレンタルスペースとして活用し、「エムニ」は生成AIを活用した特許戦略や新製品開発支援を進める。電動一輪車コミュニティー「NeoRide」は次世代モビリティー開発と駐輪問題の解決を目指し、「DJ Robotics」は観客の盛り上がりを数値化するAIソリューションを開発。「Syncs.Designは「土に還(かえ)る」子ども服の開発を通じた循環型社会の実現を目指し、「yue」は国産IoTサウナストーブの開発に取り組む。

 報告会は、ものづくり企業や大学、大手企業との新たな出会いや協業の場としても位置付けており、コメンテーターには浜野製作所、アーバンデザインセンターすみだ、東京東信用金庫、東武鉄道、iU情報経営イノベーション専門職大学、墨田区産業振興課などが参加。発表後には登壇者と参加者が交流できる機会も用意する。

  開催時間は18時~21時。参加無料。要事前申し込み。

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