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長南で「新米まつり」 かまど炊きご飯や餅つきも

  • 2024年10月11日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 長南町産の新米を味わう「新米まつり」が10月5日、芳泉茶寮(長南町蔵持)で開催された。(外房経済新聞)

 かまど炊きご飯、卵かけご飯、塩にぎりなど、さまざまな新米が振る舞われた

 主催は、町の魅力や豊かさを再発見しながらそれを守り、生かしていくための活動に取り組む「ほぼ道の駅ちょうなんプロジェクト」。2023年1月に「ほぼみち物産株式会社」を設立し、町内産の農産物を加工し、漬物や調味料などをオンラインストアやイベントなどで販売している。

 当日は、かまど炊きご飯、平飼い卵を使った卵かけご飯、塩にぎり食べ比べ、おはぎ、ポン菓子など新米を使ったさまざまなメニューを用意した。

 つきたての餅には、町内産の大豆を石臼でひいた香り高いきな粉、同社で製造を始めた町内産原料にこだわったコメしょうゆを添え、振る舞われた。

 町内から訪れた女性は「新米の塩にぎりのおいしさに驚いた。外は雨が降っていたが、それをしのぐように広い座敷のある古民家で大勢の人と一つの家族のように食事を囲み、平和で温かな気持ちになれた」と話していた。

 会場では、町内の営農組合など4団体が生産した新米の量り売りも行われた。その中には、昨年7月に設立した長南町オーガニック推進協議会のメンバーが生産した新米もあった。販売に携わった同協議会代表の吉田美希さんは「自分の生産した新米も含め、近隣の営農組合の皆さんが作った新米の販売の手伝いをさせてもらい良い経験になった。この町の魅力を、米を通じ、より多くの方に知っていただけけたら」と振り返る。

 主催者代表の高橋信博さんは「長南町の米がおいしいのに、長南産の米が買えるところが少ない。こうしたイベントを通じ気軽に新米を味わってもらえる場づくりをしたいと思い始めた。定期的に開催し、長南町のファンを増やしていけたら」と意気込む。

 今後は、継続的に長南町の米をアピールするイベントを企画し、来春には「TKG(卵かけご飯)まつり」の開催を予定する。

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