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田布施農工高生がゴルフ場のランチメニュー考案 プロ大会で弁当販売も

  • 2024年9月14日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 田布施農工高校(田布施町波野)食品科学科3年生が9月13日、ゴルフ場「周南カントリー倶楽部」(周南市安田)でランチメニューと弁当の開発に着手した。(周南経済新聞)

 ゴルフコースを見学する高校生。

 この日は、高校生と作る「未来メニュー」キックオフ見学会の一環として生徒25人が参加。今後1カ月をかけ、地元食材や規格外野菜などを活用し、SDGsや地域課題解決につながるようなメニューや弁当の開発に取り組む。商品製造は、地元食品スーパーの「丸久」(防府市)が担当する。

 生徒たちは同ゴルフ場の歴史や特徴、丸久の商品開発担当者から食品安全に関する注意点などを学んだ後、同ゴルフ場のレストランメニューを試食した。料理長からは「おいしさだけでなく、料理を提供するスピードも重要」とアドバイスを受けた。その後、ゴルフコースの見学や打ちっぱなしなども体験した。

 提供するメニューは、レシピ立案、実食審査を経て決定する。開発した弁当は、同ゴルフ場で11月7日~9日に開催する日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のステップアップツアー大会「山口周南レディース」で、約400食を販売する予定。ランチメニューは大会終了後、レストランで一般販売する。

 参加した生徒は「韓国料理など世界の味を加えたい。何度も食べたくなるようなメニューにしたい」と意気込む。

 周南カントリー倶楽部の長野隆吉副支配人は「若い人のゴルフ離れが懸念される中、まずゴルフを知っていただきたい。大人では思いつかないような斬新なアイデアで面白いメニューを考えていただけたら」と期待を寄せる。

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