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品川神社で3年ぶりの「品川蕪品評会」 地元小学生が栽培、出品者募集も

  • 2021年11月25日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 「第8回 品川蕪(カブ)品評会」が12月26日、品川神社(品川区北品川3)で開催される。主催は東海道品川宿なすびの花。(品川経済新聞)

 【写真】会場の品川神社

 品川カブは、江戸時代に品川宿周辺地域で栽培されていた長カブの一種。長さ20センチほどで細長く、大根のような形と長い葉が特徴。

 明治以降は栽培が途絶えていたが、2007(平成19)年に東京都小平市で形がそっくりな「東京大長カブ」が栽培されていることが判明。品川野菜の普及に取り組む「東海道品川宿なすびの花」を中心とした関係者が、品川エリアの小学校などで栽培を復活させた。

 品川カブ復活に携わってきた青果店「マルダイ大塚好雄商店」(北品川2)店主の大塚好雄さんは「2006(平成18)年ごろから江戸野菜の普及活動を始め、特に地元の『品川野菜』に注目するようになった。品川カブの復活にあたり、農地の少ない品川エリアでどう育てるかを考え、小学校や幼稚園などに種を配布した。そして、子どもたちと収穫を祝う場として品評会を始めることになった」と振り返る。

 同イベントは2012(平成24)年にスタート。今回は2018(平成30)年以来、3年ぶりの開催になる。「今年も開催できるか分からなかったが、各学校には6月ごろに種を配布していた。例年通りの開催内容とはいかないが、続けられることがうれしい」と大塚さん。

 品評会の審査は、町内会のメンバーや区の関係者らが務める。過去の開催時は一括で品評していたが、今年は混雑を避けるために部門別に審査する。22日は小学校の部のみオンラインで品評会を行い、一般公開する26日は一般の部の品評と各部の表彰を行う。例年会場で振る舞っていた品川カブ入りの「品川汁」は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮してとりやめる。

 小学校の部は上位3組を、一般の部は金賞・銀賞を決める。一般の部の受賞者にはトロフィーと賞品を進呈する予定。

 出品者・来場者は、インターネット上での事前申し込みが必要。一般の部の出品希望者は、事前申し込みの上、当日は2~3本の品川カブを持参する。

 「一般参加者は、自宅の畑などで育てている区民の方を中心に、区外からも出品がある。審査はカブの形や色、葉と実のバランスなどを見ている」と大塚さん。「品川野菜には、カブのほか品川ネギや居留木橋(いるきばし)カボチャ、戸越タケノコ、大井ニンジンなどもある。催しとして一時的に盛り上げるだけでなく、今後は年がら年中、品川野菜に親しめるような普及活動に力を入れていきたい」と意気込む。

 開催時間は10時~12時。入場無料。

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