今年で12回目となる地域応援食べ歩きイベント「がんバル」が9月28日、下田市・南伊豆町・河津町・東伊豆町の賀茂地区4市町で始まった。飲食店を中心に、レジャー施設や土産店など179店が参加する。(伊豆下田経済新聞)
南伊豆の「海老しか勝たん」は「海老天タワー丼」で参加
バルチケット(3枚つづり=3,000円)で参加できる毎年恒例の街バルイベント。参加店のジャンルは幅広く、「遊んで、食べて、温泉に浸かって、一杯飲んで、土産が買える街バルイベント」となっている。バルチケットには抽選券が付いており、地域の特産品やレジャー施設の利用券などが当たる抽選会にも参加することができる。
下田のとんかつ店「とんえび」は、チケット1枚で通常1,390円のハニーマスタードヒレカツ定食を提供。南伊豆のコミニティースペース「きよりや」は、年に一度のがんバル期間限定で、ローストビーフ丼を1日50食限定で販売するなど、各店が独自のバルメニューやサービスを用意する。
昨年12月に南伊豆にオープンしたラーメン店「海老〔えび)しか勝たん」の高木誠さんは「がんバル特別メニューの『海老天タワー丼』を用意している。この機会を逃さず立ち寄ってもらえたら」と話す。
下田商工会議所が事務局を務める「がんバル実行委員会」の山本雄大さんは「3枚つづりのチケットなので、気になる店をはしごして楽しんでほしい。今年は抽選会場が4カ所に増えたので、抽選会もはしごできる」と話す。「最近できた新しい店も参加しているので、地元の人も近隣の店に、ぜひ行ってみては」と呼びかける。
チケットは各市町の商工会議所・商工会、観光協会、一部の参加店などで販売している。10月の抽選会は、5日に東伊豆町のどんつく祭り会場で、6日に南伊豆町の下賀茂熱帯植物園で開く。
10月14日まで。