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渋谷ハチ公前広場の壁面に全長10メートルのアート作品 景観問題対策で

  • 2025年2月19日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 渋谷駅周辺の落書き問題の解決を図るアーティスト公募企画「TYPELESS(タイプレス)」の第2弾となるアート作品が2月13日、渋谷駅前のハチ公前広場に掲出された。(シブヤ経済新聞)

 出入口の柱部分にも作品を施している

 渋谷駅中心五街区の公共空間や広場、歩道のにぎやかしや美装化など「持続的なまちづくり」に向け活動する渋谷駅前エリアマネジメントによる取り組み。タイプレスでは、落書きやシールを貼りつけられることが多い場所にアートを掲出することで美化を図り、景観問題の解決とアーティストが挑戦できる機会の創出も目指す。第1弾は昨年、渋谷マークシティと旧東急東横店・西館を2階レベルでつなぐ渋谷マークシティ神宮通り上空通路橋脚に作品を掲出した。

 第2弾となる今回は、昨年10月に行われたアーティスト・キュレーターの一般公募で選ばれたアーティストMotoki Shiozawaさんの作品を掲出。Shiozawaさんは1992(平成4)年生まれ。影響を受けた日本画・アメコミ・映画それぞれの概念と技法を引用・融合させた作品を制作している。

 今回作品を掲出したのは、ハチ公広場にある東急・東京メトロ渋谷駅A8出入り口の、全長10メートルの壁面で、かねて落書きや多くのステッカーが目立っていた場所。Shiozawaさんは「渋谷」をテーマに、宇宙空間の一角のような場所でさまざまな人々がハンバーガーを手にしたり会話したりDJしたりする様子を表現。「世界中から多くの人が訪れ、行き交う場所ならではの多様性や、渋谷ならではのエネルギーに満ちた作品」を描いたという。

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