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JR渋谷駅「玉川改札」、ラスト迎える 「玉電」の名残消え新通路開通へ

  • 2020年9月26日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 JR渋谷駅の玉川改札が9月25日終電で閉鎖された。(シブヤ経済新聞)

 【写真】新通路として開通する渋谷駅西口の新歩行者デッキ

 JR山手線外回り(新宿方面・1番線)ホームの出入り口となる玉川改札は、今年3月に営業を終了した旧「東急百貨店東横店(以下、東横店)」西館に直結し、渋谷マークシティ(2階)や京王・井の頭線にも通じる利便性の高い改札として利用されてきた。

 「玉川」の名称は、かつてJR渋谷駅の向かい側に路面電車「玉川電車(通称「玉電」)」の改札口があったことにちなむ。1969(昭和44)年の玉電廃止以降も名称は継続し、玉電の名残として親しまれてきた。

 この日、山手線池袋行き最終電車は2分遅れで0時54分発車。歴史ある「玉川」の名称が消えるのを前に、改札前には50人ほどがカメラやスマホを手に見守り、その姿を記録に残そうとカメラのシャッターを押す姿が見られた。改札は、大崎行きを待たずに1時に閉じられ、駅員からクローズが告げられると見守っていた人たちの間で拍手が起こった。その後、待機していた駅員や作業員らが自動改札の撤収準備に入り、1時6分、玉川改札に通じる通路のシャッターが閉じられた。

 閉鎖は、駅周辺の再開発事業「渋谷駅街区土地区画整理事業」の進捗(しんちょく)に伴うもの。同時に施設内の歩行者通路(一部を除く)も閉鎖し、翌26日の始発に合わせ、同店解体後も使われる仮設の迂回(うかい)連絡通路を含め、駅と「渋谷フクラス」などの周辺施設を2階部分でつなぐ接続デッキが開通する。

 役割を終えた旧東横店は西館・南館共に10月12日、解体工事が始まる。

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