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渋谷・アップリンクで実録映画「顔たち、ところどころ」 カンヌ映画祭受賞作

  • 2018年9月14日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 アカデミー賞ドキュメンタリー部門にノミネートし、カンヌ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受けた映画「顔たち、ところどころ」が9月15日、渋谷・宇田川町のミニシアター「アップリンク」(渋谷区宇田川町)で公開される。(シブヤ経済新聞)

 2015年にカンヌ国際映画祭で史上6人目となるパルム・ドール名誉賞を、昨年には60年以上にわたる映画作りの功労が認められアカデミー名誉賞を受賞した女性映画監督アニエス・ヴァルダさんと、さまざまな場所で住む人たちの巨大なポートレートを貼り出すアートプロジェクト「Inside Out(インサイド・アウト)」で知られる仏写真家でアーティストのJRさんによる共同監督作となる同作。

 54歳の年の差がある2人が、JRさんのスタジオ付きトラックで田舎町を中心にフランス各地を旅し、そこに住む人たちの巨大なポートレートを撮り、街中などに貼り作品を作り残していくロードムービースタイルのドキュメンタリー映画。

 劇中には、フランス北部の炭鉱労働者の村に1人で住む女性、教会の鐘を突く作業をしている男性、ヤギの角を切らずに飼育することを信条とする養牧者、港湾労働者の妻たちなど、さまざまな人たちが登場する。ヴァルダさんは同作の目的を「フランスの中でもあまり目にすることのない人たちへの発見と理解を深めること」とコメントを寄せている。

 同作は第70回カンヌ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞ルイユ・ドール(金の眼賞)を、同年のトロント国際映画祭では最高賞にあたるピープルズ・チョイス・アワード(観客賞)のドキュメンタリー部門を、それぞれ受賞。第90回米国アカデミー賞、第43回セザール賞にもノミネートされるなどしている。

 同館では、写真家・若木信吾さんやワタリウム美術館(神宮前3)和多利浩一社長らを招いたトークショーを予定している。

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