「燃える闘魂 アントニオ猪木展」が11月8日、仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)一番町館3階で始まった。(仙台経済新聞)
前日に会場で開催をアピールしたアントニオ小猪木さん
1943(昭和18)年生まれ、神奈川県出身のプロレスラー・アントニオ猪木さん。1960(昭和35)年、日本プロレスで本名の猪木寛至としてデビューし、1966(昭和41)年に東京プロレス、1972(昭和47)年に新日本プロレスを旗揚げ。トレードマークの深紅のガウンでリングに上がり、プロレスファンを熱狂の渦に巻き込んだ。1998(平成10)年4月、東京ドームでのドン・フライ戦を最後に現役引退。1989(平成元)年には政界にも進出し、初のプロレスラー出身国会議員として参議院議員を2期務めた。
2020年に難病の「全身性アミロイドーシス」を患っていることを公表。闘病生活を続けていたが、2022年10月1日に亡くなった。享年79。
会場では、各時代の試合の名場面写真やポスター、プライベートの姿を写した写真、愛用のリングシューズやトレーニングで使っていた「闘魂棒」、直筆の書、チャンピオンベルトのレプリカ、モハメド・アリさんのサイン入りガウンや手紙などを展示する。デビュー戦から引退試合まで、海外修行・遠征を含む全4820試合の開催日や場所、対戦相手、結果・試合時間、フィニッシュホールドを網羅した「猪木の壁」も掲示。猪木さん関連のグッズ物販コーナーも設ける。本館4階にも会場を特設し、愛用のガウンや試合の写真パネル、等身大に近い大きさのフィギュアを展示する。
期間中の週末には猪木さんゆかりのゲストが来場し、撮影会やトークショーを行う。ゲストは、藤波辰爾さん(9日13時)、Sareeeさん(10日13時)、蝶野正洋さん(10日16時)、藤原喜明さん(17日15時)。参加には、会場内でのグッズ1万2,300円以上の購入と、当日配布する整理券が必要となる。定員は各100人。
7日に開かれた内覧会にはお笑いタレントのアントニオ小猪木さんが来場。「燃える闘魂を味わいに、歴史上の人物と言っても過言でもないアントニオ猪木を味わいに来てもらいたい」と熱く呼びかけた。
開催時間は11時~19時(金曜・土曜は19時30分まで)。入場無料。今月17日まで。