うどん店・居酒屋「憩家(いこや)2」(大阪市中央区久太郎町4、TEL 06-6258-3158)が大阪・本町にオープンして3カ月がたった。(船場経済新聞)
コシのある生じょうゆうどんとかやくご飯
店舗面積は25坪で、席数は34席。6月12日にオープンした。昼はうどん店、夜はうどんと鍋料理、一品料理を提供する居酒屋として営業する。店長の溝口豪さんは以前は堺筋本町で同業態の店「憩家」を営業していた。約19年営業したが、長年の調理業務の影響からか腕の神経に不調を来したという。手術と療養のため2022年12月末で同店を閉店。回復を機に移転リニューアルした。
うどんは自家製麺。うどんメニューは9種類で、うどんとかやくご飯をセットにした定食メニューを7種類用意する。溝口さんは「お薦めは生じょうゆうどんの定食(950円)。カレーうどん(900円)も前店時代から人気がある」と話す。
鍋料理はオリジナルのちゃんこ鍋(1人前=3,500円)やカモ鍋、地鶏のすき焼き(以上同=4,000円)など。12月から3月にかけては「ぼたん鍋」(同=6,000円)も用意する。イノシシの肉は猟師から直接取り寄せるという。
前店の常連客も来店するという同店。溝口さんは「病気で閉店したので心配だったと声をかけられる」と笑顔を見せる。「体を大事にし、またお客さまに愛される店にしていきたい。うどんの師匠が70歳まで現役だったので、自分もそこまでがんばることができたら」とも。
営業時間は、昼=11時~14時15分、夜=17時~22時。土曜の夜・日曜・祝日定休。
※店名の「2」はローマ数字で表記する