サッポロファクトリー(札幌市中央区北2東4)、創成クロス(北4東4)、サッポロガーデンパーク(東区北7東9)のイルミネーション点灯が11月2日、始まった。運営はサッポロ不動産開発。(札幌経済新聞)
サッポロファクトリーアトリウムの様子
北海道の開拓使時代から続く歴史を受け継ぎつつ新たな発展を遂げる創成イーストエリアをさらに魅力的な街にすることを目指す取り組みの一環として、今年8月に開業した創成クロスに新たなイルミネーションスポットを設ける。期間中、3施設でのイルミネーション装飾やSNS連動キャンペーンを展開し、地域活性化を図る。
サッポロファクトリーでは、広尾サンタランド(広尾町)から寄贈された、高さ約15メートル、重さ約3トンのトドマツに、赤・青・黄・白・緑・ゴールドのLEDライト約5万個と、オーナメント約1500個を飾り付け、光と音楽のショータイムで幻想的な世界を演出する。
館内アトリウムではジャンボクリスマスツリーを中心に、LEDライトとオーナメントで飾ったクリスマスアーチ、地下1階から1階へつながるレッドカーペットを設置。真っ赤なポインセチアを花壇一面に植える。広尾町のトドマツとカラマツを使って製作した箱型ランタンも今年初めて設置した。
創成クロスでは、北5条通のレンガ舗装の屋外広場でイルミネーション装飾を初めて行う。高さ約12メートルのアカエゾマツを中心とした樹木に、約1万8000個のLEDライトを飾り、創成イーストエリアのシンボルとして、赤・オレンジ・ゴールドの光できらびやかな空間を演出する。
サッポロガーデンパークでは、北海道遺産に指定されている明治時代のレンガ建築物の横に立つ高さ約19メートルのモミの木に、ゴールドのLEDライトで飾り付けたクリスマスツリーを設置。パーク内の他エリアにもイルミネーションを設置し、昼間とは異なる幻想的な雰囲気をつくった。
点灯時間は16時~22時。12月25日まで(サッポロガーデンパークは3月31日まで)。