「札幌千秋庵 さっぽろ東急店」が11月7日、さっぽろ東急百貨店(札幌市中央区北4西2)にオープンする。(札幌経済新聞)
「ノースマン」(180円ほか)
1921(大正10)年の創業以来、和洋折衷のさまざまな菓子を製造・販売している「札幌千秋庵」。現在、札幌駅周辺には大丸札幌店のノースマン専門店しか店舗がなく、より多くの人に札幌千秋庵の菓子を味わってもらいたいと札幌駅直結の「さっぽろ東急百貨店」に出店する。面積は55.4平方メートルで工房を併設する。
今回のオープンに伴い、新たに「やわ餅」(1個、160円)を販売する。店内の工房で北海道産の餅米を蒸すところから作る餅にはメレンゲを加え、中には皮を除いて炊き上げた北海道産アズキのこしあんを入れる。
このほか、500層以上に折り重ねたパイ生地にこしあんを包んだ「ノースマン」(180円ほか)やバターとミルク、卵を使った洋風せんべい「山親爺(やまおやじ)」(3枚入り、145円ほか)、オムレット生地にこしあんと生クリームを詰めたどら焼き「巴里銅鑼(パリどら)」(344円)などをそろえる。
「道内・道外の人が札幌千秋庵を知るきっかけとなる店舗になってくれたら」と社長の中西克彦さん。「当店は現行の直営店では初の工房併設でチャレンジングな店舗となるので、伝統に甘んじることなく、新たなおいしさチャレンジする姿勢を感じてもらい、今後の当社への期待の象徴となる店舗を目指したい」と意気込む。
営業時間は10時~20時(「やわ餅」の販売は11時から)。