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三軒茶屋のオーガニックカフェ「ふろむあーすカフェ & オハナ」が閉店 計18年の歴史に幕

  • 2017年12月27日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 三軒茶屋のオーガニックカフェ「ふろむあーすカフェ & オハナ」(世田谷区三軒茶屋1、TEL 03-5433-8787)が2018年1月31日、移転のため閉店する。(三軒茶屋経済新聞)

 ランチタイムに1,000円で提供される、日替わりの「OHANAプレート」

 2016年にオープンした、愛媛県今治市に属する芸予諸島の大三島(おおみしま)にある「オーガニックゲストハウス&カフェ OHANA in 御島」(同市大三島町宮浦、TEL 0897-82-0023)と経営を一本化し、同島での営業に注力する。

 「ふろむあーすカフェ & オハナ」の前身となるフェアトレードショップ「ふろむあーす」が三軒茶屋のエコー仲見世商店街にオープンしたのは1999年11月。2007年11月に、現在の国道246号線沿いに「ふろむあーすカフェ・オハナ」を続けてオープンした。2011年12月に「ふろむあーす」を「ふろむあーすカフェ・オハナ」内に移転し、「ふろむあーすカフェ & オハナ」と店名を変更した。

 店主の藤田康祐樹さんはもともと、故郷・因島(いんのしま、広島県尾道市)の近くに住みたいとの願望があったという。そこで、同島の近くにある大三島で物件探しを始め、「オーガニックゲストハウス&カフェ OHANA in 御島」をオープンした。現在、同店は別館を準備中といい、SUP(スタンドアップパドルボード)やシーカヤックなどのガイドも行っているという。移転に伴い、フェアトレード商品の販売や大三島のオーガニック商品の販売も行う。カフェ営業は、現時点で未定という。

 藤田さんは「持続可能なまちづくりに長年関心を持ってきた。食べ物やエネルギーなど、大三島の物で自給自足し、それを地域や島内に広げていきたい」と意欲を見せる。

 藤田さんは約30年前、コンサートのプロモーターとして、アジア、アフリカ、中南米のアーティストを主にプロデュースしていた時、大好きな国々で起こっている理不尽な事件に対して、何かアクションを起こしたいと思い、フェアトレードショップ「ふろむあーす」をオープンしたという。

 「フェアトレード」は、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することで、開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す仕組み。「フェアトレードの店をやれば、そういった国の人たちの役に立てる。その国の存在やその国で起きている諸問題を提示できる」と藤田さん。

 2店目となる「ふろむあーすカフェ・オハナ」は、「ふろむあーす」を営業する中で、上映会やトーク、ワークショップなどの問題を伝えるために「自分たちの場を作ろう」とオープンした。フェアトレードのコーヒーや紅茶、カレーなどを食べられるようにした。その後、2011年の東日本大震災を契機に、省エネ営業を行うため2店舗を1つにまとめた。

 藤田さんは「フェアトレードをまったく知らない人でも、商品の魅力だけで買ってもらえるような店作りを目指した。カフェをオープンした時も、オーガニックに興味にない人やベジタリアンやヴィーガンでない人でも、おいしく楽しく食事ができるようなメニュー作りを心掛けた」と振り返る。

 「とにかくスタッフとお客さんに恵まれた。感謝しかない。三軒茶屋もだんだん変わってきているが大好き。特色のある個人商店がこれからも営業できるような街であってほしい。大三島も良いところなので、ぜひ遊びにきてもらえたら」とも。

 1月から、店内商品のセールを開催する。

 営業時間は、月曜~土曜=11時~21時、日曜・祝日=11時~20時。

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