「うどん えん」(吉野ヶ里町吉田、TEL 0952-37-1833)が国道34号線沿いにオープンして、9月22日で半年がたつ。(佐賀経済新聞)
「うどん えん」で提供する「さとちゃんうどん」
みやき町出身で、うどん好きという店主の田中聡さんは「30歳までに自分のうどん店を開く」という目標を掲げ、子どもの頃の野球の活動後や、家族でも通っていたという筑後うどん店「一吉(ひとよし)うどん」(みやき町西島)で9年間修業を積み、3月22日、念願の店を開いた。田中さんは「地元の人に恩返しをしたいと思い、みやき町の周辺で出店場所を探した」と振り返る。席数は20席。
メニューは、一番人気だという「ごぼう天」(530円)のほか、「かけ」(360円)、「きつね」(460円)など10種類。「鍋焼き」(800円)以外はそばも提供する(各50円増し)。150円増で大盛りに対応し、「ねぎ」「きつね」「わかめ」などのトッピング、きつね・わかめ・ごぼう天・肉・えび天を合わせた「さとちゃんうどん」(1,000円)も用意する。ほかに、「明太ごはん」(270円、お茶漬けセット40円増し)などのご飯メニューや「かつとじ」(600円)などの一品料理、「親子丼セット」(720円~)など、丼と組み合わせたセットメニューも提供する。
田中さんは「とにかく楽しく営業できていて、お客さまの要望を聞きながら新たなメニューも考えている。夏には限定で冷やしうどんの『さとちゃんうどん2』を提供し、好評だった。店名にした『えん』から、お客さまとの縁、お客さま同士をつなぐ縁を意識し、小さな居酒屋みたいなうどん店を目指して続けていきたい」と話す。
営業時間は11時~15時(金曜・土曜・日曜は17時~21時も営業)。火曜定休。