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さいたま新都心で「秋のビール祭り」 400種超のビールが一堂に

  • 2024年9月14日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 「2024けやきひろば 秋のビール祭り」が9月12日、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区新都心)コミュニティアリーナで始まった。(大宮経済新聞)

 コラボ限定ビールの伊勢角屋麦酒「けやきウエストコーストピルスナー」(900円)」

 日本最大級のクラフトビールの祭典として知られる同イベントは、今回で28回目。毎年春と秋に開催し、全国各地のブルワリーや海外ビールのインポーターが出店している。今回は65店舗が提供する400種類以上のビールとフードをそろえ、初日から多くのビールファンでにぎわっている。

 さいたま市から出店しているのは「U.B.P BREWERY」。十色ファーム(緑区南部領辻)の大麦を使った白ビール「彩白~IROHA~」(レギュラーサイズ800円)やアスタネキッチン(桜区西堀)とコラボしたフードを提供する。代表の小林健太さんは「このイベントを通じて、さいたま市に僕らのようなビール醸造所があるのを知ってほしい」と意気込む。

 今回で11回目の出店となる伊勢角屋麦酒(三重県伊勢市)は、同イベントとコラボした限定クラフトビール「けやきウエストコーストピルスナー」(900円)を販売。担当の出口善一さんは「グレープフルーツなどのかんきつ系の香りを楽しみながら、爽快に飲めるビール。クラフトビールを通じて人の輪を広げたい」と話す。同イベントとのコラボビールを販売する理由として、「造り手や飲み手にとどまらず、つながりが広がるきっかけにしたい思いがあったから」と話す。

 スモーク・クラフト(所沢市)は、日本でも珍しい燻製(くんせい)ビールを扱う。ブナやクルミなど、ビールごとに燻製する木を変えている。燻製ビールのほか音楽醸造という、音楽を振動で伝える製法でも醸造している。音楽醸造はアロマのような香りが引き立つほか、味に変化が起きるという。代表の緒方聡さんは「スモークビールに興味がある方や音楽好きの方に、ぜひ訪れてほしい」」と呼びかける。

 浦和区から訪れた男性は「毎年のように来ている。全国のビールが飲めるほか、好きな店を応援できるのが魅力。飲み比べがあるので、いろいろなビールを飲めるのもうれしい」と話していた。

 さいたまスーパーアリーナのスタッフで同イベントを担当する鈴木一紀さんは「回を重ねるごとにブリュワリーが増えているので、ビールやフードの新しい魅力を見つけてほしい。1つの店だけではなく、さまざまなビールの違いを楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は11時~21時30分(最終日は19時まで)。入場無料。今月16日まで。15日・16日の15時から、ウクレレシンガーの宮武弘さんと上鈴木兄弟(P.O.P)による音楽ライブも行う。

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