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「成長軍団」大分東明が王者舞鶴破り初の花園へ 高校ラグビー大分県予選

  • 2019年11月11日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 第99回全国高校ラグビーフットボール大会大分県予選の決勝戦が11月10日、大分市の豊後企画大分駄原球技場(大分市新春日町1)で行われ、大分東明が大分舞鶴に17-14で勝ち、初優勝。悲願の花園行きを決めた。(大分経済新聞)

 優勝した大分東明高ラグビー部

 「歴史が変わる―」。手を合わせ、涙を流す生徒や父母らが見守る中でノーサイド。33年連続優勝という絶対王者・舞鶴の牙城を崩し、東明フィフティーンはグラウンド上で喜びを爆発させた。白田誠明監督も「伝統や33年という背景よりも、今日のしんどいゲームを我慢しきった子どもたちの頑張りがうれしかった。よく成長してくれた」と喜んだ。

 舞鶴OBの白田監督の指導で着実に力を付けてきた。2月の新人戦では36-5で舞鶴を下し、3月の選抜では予選リーグで尾道(広島)、黒沢尻工(岩手)にも勝った。6月の県高校体育大会では舞鶴に12-14で敗れたが、夏を越してチームは一回り大きくなった。

 先制した後、2本のトライを奪われて逆転を許し、10-14で折り返した。「崩された形で取られたトライではなかったし、今のチームなら我慢できる、崩れないと思っていた」と白田監督。後半10分のフィジー人留学生ジョアぺ・ナホ選手の再逆転トライについては、「これまではフィジーの子が突っ込んでビッグチャンスを作ることが多かったが、あのプレーは日本人がチャンスを作り、オフロードのラストパスをジョアぺにつないでいた」と試合の中で成長の証しを見て取り、勝利を決めたトライをほめちぎった。

 厳しい練習の中に成長できる喜びを見いだし、トレーニングそのものを楽しむ「エンジョイラグビー」を掲げてきた。2人のフィジー人留学生の明るさとスキルが部に融和し、オフロードパスなども自然とこなすようになったという。大一番の後も選手間には涙以上に笑顔の輪が広がった。若松納央主将は「勝ててうれしいが、優勝の実感はまだない。ふわふわした感じ」と白い歯を見せた。

 全国大会は12月27日から東大阪市の花園ラグビー場で始まる。白田監督は「舞鶴を破ったチームとして評価され、また、どんなチームなのかという目でも見られる。最高の舞台で最高のラグビーができるチャンス。大分のチャンピオンチームとして準備して臨もう」と部員を鼓舞。若松主将は「目標はチーム結成当初に定めた全国ベスト8。コンタクトの部分を強めて勝ち続けたい」と聖地での活躍を誓う。

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