「第6回オープンパーク」が11月9日、上用賀公園拡張計画地(世田谷区上用賀4)で開催される。(二子玉川経済新聞)
新たに拡張整備する公園に親しみを持ってもらいたいと世田谷区が主催する同イベント。2016(平成28)年に住民参加で完成した同公園は、木製遊具や健康器具などを設置し、子どもから高齢者まで幅広い世代に親しまれてきた。2031年をめどに、区が拡張用地として取得した隣接する国家公務員宿舎跡地を整備して「防災とスポーツの拠点」としての機能の拡充を図る。
拡張に当たって区では、「安全・安心の公園づくり」「みどりをつなぎ、ひろげる空間づくり」「スポーツを中心としたレクリエーションの空間づくり」を基本方針に、2022年からオープンパークやワークショップなど、地域住民の意見を取り入れる場を設けている。
6回目となるオープンパークでは、拡張事業の検討状況や取り組み方針などをまとめたパネルを展示するほか、地域の団体などとも連携し、親子で楽しめるイベントも同時開催。「ミニチュアホースとの触れ合い体験」、ユニバーサルスポーツ「ボッチャ体験」、「モルック体験」、火災発生時の避難行動を学ぶ「煙中避難訓練」、地震体験車なまず号での「地震体験訓練」などを用意する。
区の担当者は「当日は、樹林地など普段は入れないエリアも自由に見てもらいたい。開園後の公園をイメージしながら、こういう公園になってほしい、開園までに現地でこんなことを試してみたいなどの意見を聞かせてもらえれば」と話す。
開催時間は10時~16時。入場無料。雨天予備日は11月23日(一部実施内容が変更になる可能性あり)。
オープンパークに先立ち10月25日、地区計画変更の説明及び、今までの経緯や現段階の進捗(しんちょく)の中間報告を行う「上用賀四丁目地区地区計画変更原案説明会」を開く。定員は80人。要事前申し込み。申し込み締め切りは10月14日。