音楽イベント「NIHONBASHI PUBLIC JAZZ」が11月1日~3日、コレド室町テラス大屋根広場(中央区日本橋室町3)と福徳神社隣の「福徳の森」(同室町2)で開催された。主催は三井不動産(同室町3)と日本橋室町エリアマネジメント(同)。(日本橋経済新聞)
福徳の森ではオープンマイクも
2023年7月より「日本橋まちなかJAZZプロジェクト」として毎月、日本橋室町エリアの一部スペースをジャズアーティストに開放してきた同社が、昨年11月に初開催した同イベント。3回目となる今回は国内外で活躍するミュージシャンやDJが参加し、思い思いのパフォーマンスを披露した。
今回のテーマは「Bridge over」。ジャズを源流としたさまざまな音楽ジャンルを世代を超えて楽しめる「架け橋」の場を用意したという。
大屋根広場の「JAZZ STAGE」では17組のアーティストが参加。最初のステージを飾った佐藤タイジさんはファンク&ロックバンド「THEATER BROOK」のギターボーカルで、太陽光発電システムによるロックフェス「THE SOLER BUDOKAN」を主宰しているという。ほかにもNHK大河ドラマ「光る君」の音楽担当を務める閑喜弦介さんのトリオや、トランペットとキーボードの「ジャズ二刀流」として知られるMAO SONEさんなど多彩な出演者が会場を沸かせていた。
「福徳の森」の「PUBLIC STAGE」では「DJ JIN」や「SHACHO」、「YOSHIHIRO OKINO」など8人のDJがパフォーマンスを披露。1日夜はオープンマイクとして一般の参加者が、自慢の歌を披露していた。
仕事帰りに立ち寄ったという会社員は「週末の日本橋で、仕事帰りにしかも無料でジャズが楽しめるのはうれしい。中には、これがジャズ?という曲もあったが、いろんなジャンルの音楽が聴けて得した気分。できれば毎月やってほしい」と話していた。