全国から16酒蔵が集まる日本酒祭「morinomi(モリノミ)7」が11月9日、福徳神社(日本橋室町2)横の「福徳の森」で行われる。主催は地元有志で構成する日本橋日本酒プロジェクト(日本橋人形町2)。(日本橋経済新聞)
日本橋の日本酒飲み放題イベントに16酒蔵集結 おつまみ市やDJブースも
春の「日本橋日本酒利き歩き」と並ぶ日本橋の日本酒イベントとして、固定ファンも多いという同イベント。7回目となる今回は、「花邑翠玉」(秋田/両関)、「香住鶴」(兵庫/香住鶴)が初参加。「田光/早春」(三重/早川酒造)、「蓬莱泉/一念不動」(愛知/関谷醸造)、「龍力」(兵庫/本田商店)ほかと合わせ、全国から16蔵が集まる。
特設ステージでは、人形町でカフェ「元オムチャントーン」を運営するご当地DJの「どいちゃん」をはじめ、家業の酒屋を継承しながら活動する仲山慶さん、高田馬場「BarStereo」を拠点としたジャズラウンジイベント「Shadow Do」を主催するTeppei Mitsuishiさんなど5人のDJがパフォーマンスを披露する。
会場隣のコレド室町仲通りでは、連動イベントとして「おつまみ市」「日本酒隙間バル」を開催する。「おつまみ市」では「レストラン桂」(カツサンド、メンチカツ)、「いわせ」(豚汁、黒毛和牛ほほ肉 柔らか赤ワイン煮込み)、「伊勢重」(牛スジ煮込み、串カツ、牛つくだ煮)など日本橋エリアの飲食店18店が出店し、フード類を提供。「日本酒隙間バル」では「新川屋佐々木酒店」が選んだ日本酒を1杯500円で販売する。
今回も「モリノミチケット」の購入で各蔵の定番酒、高級酒、レア酒など100種類以上の日本酒全てが4時間飲み放題になるが、泥酔防止のため昨年に引き続き15分間ほど日本酒の提供をストップするブレークタイムを16時30分と18時の2回、設定する。
同プロジェクトの一員で佐々木酒店(同)店主の佐々木邦秀さんは「ブレークタイムは、水を飲んだり、フードを食べたり、休憩したりと、酔い加減を確認し調整する時間にしてほしい。今回も泥酔はNG。大人の街・日本橋ならではの粋なお酒を楽しんでほしい」と話す。
開催時間は15時~19時(連動イベントは12時から)。モリノミチケット(飲み放題、オリジナルおちょこ付き)の価格は、前売り=4,000円、当日=4,500円。同酒店のほか日本橋案内所(日本橋室町2)、イープラスで販売する。