「主婦祭~子どもも昔子どもだった大人もみんなで青春たのしむZO−!~」が11月17日、岡垣サンリーアイ(岡垣町野間1)で初開催される。主催は任意団体「カメレオンのしっぽ」。(宗像経済新聞)
実行委員とボランティアスタッフ
子どもたちが心も身体も健康に過ごせる社会を目指し、安心安全な食事の機会を提供することを目的とした子ども食堂事業や、子どもたちの経験の機会や選択肢を増やしていくことを目的とし、主に子育て世代が自身の事業のスタートアップとして講師を務める講座事業を展開する同団体。その活動紹介を目的に同イベントを企画した。
同団体代表の西坂風子さんは「活動していく中で、子どもたちの健やかな成長のためには、子育て世代や周りの大人たちが生き生きと活動し、共に楽しむ姿勢を見せていくことが必要だと感じた。周りの大人が元気だと、子どもも元気になる。今回のイベントは子どもが主役で大人が裏方という感じではなく、子どもも大人も皆輝いたり楽しんだりできるようにしたい」と意気込む。「特にママたちは子どものサポートに回ることが多く、自分のやりたいことにふたをしてしまう傾向があると思う。そんなママたちにこそ、もう一度青春を感じてもらえるような文化祭をつくりたいと思い、イベント名をあえて『主婦祭(しゅふまつり)』にした」とも。
会場は、岡垣サンリーアイのふれあい広場と和室・207会議室。飲食物やハンドメード雑貨などの販売、ワークショップや子ども縁日、キッチンカーなど合わせて43店が出店。同団体の子ども食堂は食の安全にこだわっていることから、飲食物販売には「食材にこだわりのある店が多く集まる」という。ふれあい広場で行うステージイベントでは、キッズダンスやゴスペル講座の発表、ラムネ早飲み大会などの参加型企画、青春時代に夢中になったことや子どもの頃の夢に挑戦する大人たちの出し物を行う。
西坂さんは「子育て世代が元気に自分の好きなことややりたいことをしている姿を見てもらうことで、『自分も仕事や家庭もあるけど、楽しいことをやりたいな』と思ってもらえたらうれしい。ママたちが元気になれば、家族も元気になって、それは町全体を元気にすることにつながっていくと思う。子どもは地域の中で育つことが大切。今回のイベントが地域の方々とつながる機会になれば」と話す。
開催時間は11時~18時。入場無料。