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富士吉田市のホテル内レストランが一般客向けにディナー限定でオープン

  • 2024年11月11日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 ホテル「プライベートビラ『BLANC FUJI(ブランクフジ)』」(富士吉田市)内の「薪(まき)火料理レストラン『Incense(インセンス)』」が11月1日、一般客向けディナー限定営業でオープンした。(富士山経済新聞)

 レストラン「Incense」秋のコース

 今年7月1日に、「自然共生型」をテーマにオープンした同ホテル。これまで宿泊客向けに営業してきた同レストランは、季節ごとの旬の山梨県産食材と、まき火で作る料理、山梨県産ワインを提供している。

 現在販売している秋のコースメニューは、「鮎(アユ)と秋野菜のパートフィロ揚げ」「地酒と燻製(くんせい)クリームのスープ仕立て」「薪火セミドライトマトと3種のきのこ」「豚リエットのタルトオードブル」「富士の介サーモンの昆布締め」「もち麦と薪焼き野菜のサラダ」「山梨県産えぞ鹿ロースのロースト」(1,000円で甲州牛に変更可)、「巨峰とマロン、ピスタチオのパフェ」。

 ディナー後には、同施設で育てた自家栽培ハーブの茶や、たき火エリアでの焼きマシュマロなども用意する。

 同店料理長の大谷和人さんは秋のコースについて、「ここ富士北麓地方の秋は、暑い夏を耐え、大地と太陽からたくさんの栄養をいただき、おいしくなった食材が自慢げに顔をそろえる。実がぎっしり詰まったみずみずしい『丸茄子(ナス)』、山梨県産の『シャインマスカット』、臭みがなく、くせも少ない食肉の中で鉄分が豊富な富士北麓産の『鹿肉』をコースの材料に選んだ。この食材をここでしか食べられない一皿にし、心を込めて届ける」と話す。

 営業時間は18時~21時30分。予約制。料金は、ディナーコース(1万円)。キッズメニュー(2,000円))も用意する。

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