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懐かしい盛岡山車と町並みの写真展 昭和の風景と祭りを展示で楽しんで

  • 2021年10月14日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 「プラザおでって」(盛岡市中ノ橋通1)2階ロビーで現在、昭和初期以降の盛岡山車の運行の様子や当時の市街の様子を写真で振り返る「なつかしの昭和~盛岡山車と町並み回顧展」が行われている。(盛岡経済新聞)

 企画したのは、盛岡観光コンベンション協会山車運行委員会。「盛岡山車」は毎年9月に行われる「盛岡八幡宮例大祭(盛岡秋まつり)」で市内を巡行していたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、昨年から2年連続で規模を縮小し、山車の運行は中止となった。

 盛岡山車の運行機会がない中、市民有志が中心となり「令和3年山車実行委員会」を立ち上げ、「盛岡秋まつり」の笛や太鼓の音色で市民を勇気づけようと、「疫病退散」の願いを込めて山車を運行する活動を計画しているという。この活動に賛同し、来年以降の開催機運を盛り上げ、「展示で楽しんでもらおう」という思いを込めて回顧展を企画した。1927(昭和2)年から1986(昭和61)年にかけての盛岡市内での山車運行の様子を中心にA3サイズの白黒・カラー写真70点を、秋を感じさせるよしずを使ったパネルに展示する。

 山車運行の様子には当時の盛岡の街も写っていることから、今回は昭和の懐かしい風景と合わせて紹介。肴町や紺屋町、八幡町の通りを進む山車の写真や「岩手公園」の近くで撮影された記念写真には、「紺屋町番屋」や「第九十銀行本店本館(現もりおか啄木・賢治青春館)」「盛岡城跡公園の石垣」など現在も残る建物が映っている。

 担当者は「昭和の盛岡と今の盛岡の風景や、祭りの様子を比べるとより楽しめると思う。山車の形自体は大きく変わっていないが、参加している人の服装を見てみると違いがあったり、何気ない街並みの中にも今もある看板が写っていたりして面白い。『昔はこんなふうだったんだ』という発見があると思う」と話す。

 このほか、盛岡駅の2代目駅舎、昭和時代の映画館通り、カワトクの屋上遊園地など今はもう見ることができない懐かしい風景の写真も並ぶ。一方、盛岡駅前のロータリーや中の橋周辺は現在とほぼ変わらない街並みがあることが写真から分かる。展示を見て当時を懐かしむ人も多いが、若い世代からは「新鮮さを感じて面白い」という声もあるという。

 展示に併せて、盛岡山車を描いた「山車番付」の絵柄を使ったレターセット2種類(各1,000円)とポストカード4枚組2種類(各200円)を「観光文化情報プラザ」で数量限定販売。担当者は「なかなか盛岡に来ることができない人、遠くにいる祭り好きの人へ手紙で祭りの雰囲気を届けてもらいたい」と呼び掛ける。

 開催時間は9時~17時。第2火曜休館。入場無料。11月30日まで。

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