「第1回みんなの秋祭り」が9月21日・22日、松戸市立上本郷小学校（松戸市上本郷）の校庭で開催される。（松戸経済新聞）
実行委員会
同校のある明（あきら）第2東地区各所で開かれていた盆踊りが、町会役員の高齢化や人手不足などのため開催を終了したり規模を縮小したりし、今年は同地区で誰でも気軽に参加できる祭りが行われなくなったことから、「子どもたちのために祭りの灯を消したくない、地域を盛り上げたい」と有志が集まって同イベントを企画した。
北松戸駅周辺を中心にごみ拾いや子どもの居場所づくりをする団体「きたまつどごみぜろくらぶ」のメンバーを中心に、PTA役員、地域の事業者、町会役員、消防団員、民生委員、地域情報サイト運営者、ライターなどで実行委員会を構成。地域の子どもたちが安心して楽しめるよう、開催時間を昼間に設定したという。
キッチンカー8台を含む26店舗が出店し、カレー、オムライス、クレープ、かき氷、ビール、ソフトドリンクなどを販売するほか、駄菓子釣り、スーパーボールすくい、くじ引きなど遊びのコーナーを用意する。
ステージには16の団体が出演。専修大学松戸中学校・高校の吹奏楽部、チアリーディング部、軽音楽部が練習の成果を発表するほか、各団体が空手・テコンドーの演舞、タップダンス、ヒップホップダンス、阿波踊りなどを披露する。両日とも終了30分前から盆踊りを行う。
実行委員長で「きたまつどごみぜろくらぶ」代表の井坂千穂さんは「約3カ月間準備を進めてきたが、私たちの思いに共感してくれる人がこんなにたくさんいるのかと驚いている。子どもたちのダンスや武道、各地の伝統芸能、地域の方が出す店、キッチンカーと盛りだくさんの『みんなの秋祭り』にたくさんの方に来てもらえれば」と呼びかける。
開催時間は21日＝12時～17時、22日＝10時～16時。入場無料。21日が雨天の場合は22日・23日に順延。
