FC町田ゼルビアは9月8日、YBCルヴァンカップ プライムラウンド 準々決勝 第2戦でアルビレックス新潟に2-0で勝利。しかし、第1戦のビハインドを覆すには至らず、トータルスコア2-5で敗退した。(相模原町田経済新聞)
各国代表選手が離脱し、前の試合でレッドカードを受けたFW藤尾翔太選手が出場停止の町田は、FW中島祐希選手が先発出場。新潟のFW鈴木孝司選手とともに、かつての町田の両エースが同じピッチに立つ。
第1戦を0-5で落としている町田は序盤から果敢に攻め、中島裕希選手の技ありシュートで先制。さらに下田北斗選手がGKの頭上を越すループシュートで加点。2-0で試合を折り返し、大逆転に望みをつなぐ。
後半、町田が選手交代で追加点を狙い、新潟はカウンター攻撃でチャンスを演出するも互いに得点には結びつけられなかった。
町田は今季、2敗1分の新潟に初勝利。町田の黒田剛監督は「代表で離脱している5名の選手や負傷で戦列を離れている選手が復帰し、また新しい競争の中で福岡戦に臨むことができる。2つの大会(天皇杯、ルヴァンカップ)で敗退したが、最後の(リーグ戦)9試合のために、『そのタイトルを失った』と言い聞かせて、残りの試合に臨む」と話す。
次のホームゲームは9月21日、北海道コンサドーレ札幌と対戦する。