「バス小瀬お出迎え隊」が11月10日、甲府駅南口バスターミナル周辺の清掃を行った。(甲府経済新聞)
「バス小瀬お出迎え隊」が臨時バス乗り場清掃 今年もVFホーム最終戦当日に
バス小瀬お出迎え隊は、ヴァンフォーレ甲府ホームゲーム時に甲府駅南口バスターミナル2番線乗り場で、臨時バスを利用する甲府サポーターとビジターチームサポーターに向けて、「山梨良かった。またここに来たい」と感じてもらえるよう、バス小瀬新聞配布やウエルカムボードの掲示を行うサポーター組織。
清掃活動は、ヴァンフォーレ甲府の毎ホームゲーム時に、甲府駅南口バスターミナルから小瀬スポーツ公園までの臨時バスを運行した山梨交通への感謝を込めて、毎年ホーム開幕戦とホーム最終戦の日に行う。
2007(平成19)年12月1日に始めたホーム最終戦での臨時バス乗り場清掃活動は、今年で16回目を迎える。
今回は、お出迎え隊として活動している甲府サポーターを中心に6人が参加。大阪府から参加した甲府サポーターもいた。バスターミナル周辺の落ち葉掃きやそれぞれの乗り場の椅子や電光掲示板、手すり、甲府市の観光掲示板などの雑巾がけを行った。
参加者からは「山梨交通への感謝の思いを清掃活動という形で表せることができてうれしい」「バス小瀬の活動に参加してから、さまざまな人たちに感謝の言葉をかけられることが多くなったが、今回も清掃活動中に、タクシー乗り場やバスセンターのスタッフに『きれいにしてくれてありがとう』『お疲れさまです。掃除よろしくお願いします』などと声をかけられた。感謝の言葉をかけてもらえることに、やりがいを感じた」「アウェーに出かけたとき、その街にいい思い出が残ると、『また来たい』と思うことがある。シャトルバス乗り場が単にバスを待つ場所ではなく、遠征の楽しい思い出の一つになるよう、少しでもきれいにしたくて参加した」などの声が聞かれた。
代表の須田康裕さんは「朝早い時間だったが、参加してくれた甲府サポーターに感謝。われわれは清掃を通じて山梨交通に感謝を伝えようと活動したが、逆に一般市民から清掃活動への感謝の言葉をもらえてうれしかった。今後も継続して行っていきたい」と振り返る。
次回の臨時バス乗り場清掃は、2025年シーズンのホーム開幕戦当日朝に実施予定。