甲斐清和高校(甲府市青沼3)情報研究部の生徒が開発した桃スイーツ「甲斐ピーチゼリー」が11月10日、甲府のカフェ「WOODSHED(ウッドシェッド)」(里吉4)で限定販売される。(甲府経済新聞)
甲斐清和高生が開発した「甲斐ピーチゼリー」
「山梨を元気に」を合言葉に、ころ柿や桑の実など県内の農産物を加工しPRする活動に取り組んできた同部。生産量が多く身近なはずの桃に対する理解が低いことを課題視して開発を始め、今年6月に「甲斐ピーチゼリー」を披露した。
県内で出荷されない「はねだし桃」を皮ごとジュレに加工し、ヨーグルトクリームや桃の果肉と合わせた同商品。生徒たちは、食品加工会社「プロヴィンチア」(千塚)の支援を受け、レシピやパッケージの開発に加え、桃の流通事情や消費者意識を調べたという。
当日は、顧問の渡邉治教諭と情報研究部1年の生徒2人が店頭で販売。今後はイベントへの出店や大型店での販売を検討しているという。
同部1年の古川菜月さんは「部活で作ったものを自分たちで販売するのは初めて。勉強になることがたくさんあると思う。しっかり学んで今後に生かしたい」、小川晏奈さんは「文化祭でも販売したが、また違ったかたちで販売できることが楽しみ。頑張って販売したい」と、それぞれ意気込みを見せる。
価格は250円。販売時間は11時~16時。なくなり次第終了。