北見市地域おこし協力隊「カーリングサポート隊」の物井彩雲さんが手がけた絵本「ゆきちゃんとぺえすけのまほうのカーリング」が11月1日、市内の小学校、幼稚園などに配布された。(北見経済新聞)
物井さんが初めて挑戦した絵本は、幼少期から日常の中でカーリングに触れてほしいという思いから制作。「絵本なら、大人が子どもに読み聞かせられるため、カーリングへの関心を自然に育むきっかけになれば」と物井さん。自身も幼い頃に愛読した絵本が心に残っており、その影響で絵本という形に決めたという。
物語は、主人公の「ゆきちゃん」とその友達「ぺえすけ」、そして「ストーンくん」がカーリングの旅に出る内容。物井さんが独学でストーリーやキャラクター、イラストまで全て手がけた。
物井さんは「絵本がきっかけでカーリングに親しみを感じ、スポーツとして楽しんでほしい。実際に『カーリングの絵本を探していた』との反響もあり、届けられた喜びを感じている」と話す。
仕様は32ページ。市内の図書館でも閲覧できる。