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長野県大町市 史跡守り継ぐ「西山城址保存会」が遊歩道の整備

  • 2021年4月15日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 大町市の「西山城址保存会」が4月11日、本年度の総会と春一番の活動として自然遊歩道の整備作業を行った実施した。当日は会員40人余りが参加し、自然遊歩道を訪れる人が快適に歩けるように願いながら汗を流した。(北アルプス経済新聞)

 【写真】自然遊歩道の整備作業に参加した有志メンバー

 参加者は二手に分かれて、朝日登り口と菅沢登り口2つの登り口から城山神社がある山頂部の「一の曲輪(いちのくるわ)」に至る遊歩道の整備を実施。草刈り機や熊手などを手に、道に積もった落ち葉を払い、せり出した枝を取り除いていった。遊歩道の段木も痛んでいる箇所を補修して「歩きやすくなるように」整えた。作業のかいあり、どちらの登山道からも主郭までたどることができるようになった。

 西山城址はかつて一帯を支配した仁科氏配下の矢口氏の居城。敵の侵入を防ぐために築かれた土塁や曲輪、堀切といった中世の山城の城構えが残り、昔の様子をしのぶことができる。

 保存会は地域の貴重な史跡を守り継ごうと地域の有志が整備を続けている。会の活動の成果で、最上部の「一の曲輪」では4月末から5月にかけて、自生していたミツバツツジ、ヤマツツジ、レンゲツツジの花が見られる場所として知られるようになった。

 総会では本年度も保全・整備活動のほか、さまざまな活動を推進いていくことで気持ちを一つにした。藤岡靖久会長は「晴れた日には景観も素晴らしい所。今年も多くの人に西山城址を訪れて魅力に触れてほしいもらいたい」と期待を込めた。

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