越谷市民をターゲットにしたライフマガジン「suisui(スイスイ)」が11月18日、創刊される。(春日部経済新聞)
パン店や人気パンを掲載したページ(関連画像)
越谷市観光協会が発行する雑誌。企画・制作は同協会と、石川久士さん・真理花さん夫婦で営むデザイン会社「DRESSERS(ドレッサーズ)」。
同協会次長の小出将寛さんは「市内の店を紹介するだけではなく、生活の中でどのように利用するかイメージできるような提案や、越谷でどのような暮らしができるかを提案するような冊子が作りたかった。市内に住んでいても行ったことがない店、知らない店もあると思うので、店を紹介したり、市内の良いところを発信したりしていきたい」と話す。
創刊号はパン店を特集し、パン店や人気商品を紹介するほか、越谷ならではの手土産、利用シーン別のお薦め店紹介などを掲載。付録として、市内の店や施設で使える合計3,500円分のクーポンも付けた。
11月10日の先行販売では212部を売り上げたという。同協会主任の高橋広美さん(高ははしごだか)は「売り上げは好調。『このような冊子はなかった』『次号が楽しみ』という声があった」と話す。
「ベッドタウンとして市内であまり回遊していなかった人たちにも、市に愛着を持ってもらうきっかけになれば。読者モデルやストリートスナップ、お宅訪問などもあるので、当マガジンに関わることで、越谷をふるさとと感じてもらえたら」と力を込める。
B5判、50ページ。価格は550円。市内の書店で販売するほか、市内の図書館に順次配架していくという。
次号は2025年夏に発行予定。