軽井沢町が11月2日~4日の3連休に紅葉の見頃を迎え、雲場池(軽井沢町軽井沢)など各所は紅葉を楽しむ目的で多くの日本人や外国人観光客でにぎわった。(軽井沢経済新聞)
雲場池の紅葉=湖面に紅葉が写し出される見事なミラーレイク
雲場池は六本辻近くにある池で、1周20分ほどで散策できる。四季折々の植物や鳥が織りなす風景が人々の目を楽しませ、軽井沢の人気の観光コースになっている。
4日、池の周辺はモミジやコナラ、ミズナラ、ハルニレなどが黄色・赤色に色づき、紅葉が池に鏡のように映る様子を訪れた人たちが写真に収めていた。
東京都から訪れた50代の夫婦は「毎年この時期になると、軽井沢に紅葉を見に来るのが楽しみ」と話し、千葉県から訪れた40代の家族は「今年は夏が暑かったせいか、例年より紅葉の時期がずれているような気がするが、雲場池は何度来ても感動する」と話していた。
雲場池近くには駐車場がないため、徒歩や自転車、バスなどの利用が必要となる。11月24日までは、軽井沢駅~六本辻・雲場池間でシャトルバスも運行されている。
旧軽井沢地区の「クレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢」(軽井沢木戸根)でも、紅葉を多くの人が写真に収めていた。モミジは落葉も進み、例年はこの時期にコケ庭の地面がモミジの落ち葉で赤いじゅうたんのようになるが、今年は夏や秋の猛暑の影響で紅葉の進み具合が遅れている。
観光客らが宿泊するホテルの敷地内の紅葉を眺めながら散策する姿も多く見受けられる。軽井沢プリンスホテル(軽井沢)では敷地内各所の紅葉が真っ盛り。コテージの屋根には赤いモミジが降り積もる様子も見られた。
今年の軽井沢の紅葉は11月中旬までが見頃となる。終盤に入り、落葉すると寒い冬へと突入する。