ブラジル人アーティストのジルベルト・ジルさんが9月26日、ロームシアター京都(京都市左京区)で公演を行う。主催は「KYOTOPHONIE」。(烏丸経済新聞)
KYOTOPHONIE(キョウトフォニー)は「KYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)」の姉妹イベントとして昨年、写真家のルシール・レイボーズさんと仲西祐介さんが立ち上げた国際的なボーダレスミュージックフェスティバル。
ジルさんは、60枚以上のアルバムを世に送り出し、グラミー賞を9度受賞。リオオリンピックの開会式でパフォーマンスを披露したほか、ブラジルでの文化大臣を務めるなど政治家の一面も持つ。
今回の公演は、1971年に始まったジルさんのワールドツアー50周年を記念して行う「アケリ・アブラッソ」ツアーの一環。コロナ禍で自然と家族で集まって結局曲作りをしていた経緯から、ファミリーバンドを編成し、ジルさんの曲を本人のほか、息子や孫が歌う予定だという。
同イベント広報担当の小泉智子さんは「まさにリビングレジェンド(生きる伝説)の来日。京都での公演は初めてで、ジルさん自身にとってもこれほど大きなホールでの演奏は日本ではやったことがないそうで、歴史的な夜になる。多くの方に足を運んでもらえたら」と話す。
19時開演。チケットはウェブサイトで扱う。料金はSS席=1万5,000円、S席=1万2,000円、A席=8,000円ほか。